
木村拓哉
ジャニーズ事務所の創業社長として、芸能界の男性アイドル文化をリードし、老若男女をワクワクさせるエンターテインメントを築き上げてきたジャニー喜多川氏が亡くなり、家族葬で見送られてからはや一週間。
マスコミ非公開で営まれた家族葬には、ジャニーズ事務所の所属タレント約150人が参列。仕事の都合で来られなかったタレントもいますが、事務所は圧巻の集合写真を公表し、「ショーマストゴーオン」の精神を見せつけました。そんな集合写真の、木村拓哉さんの「ポジション」裏話をアツコが教えてくれました。
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皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!
ジャニー喜多川さんの“家族葬”が営まれ、子供たちである所属タレントさん約150人が参列されました。メディア向けに公開された集合写真を見ても分かるように、祭壇はまさにステージのようにキラキラと光り輝き、写真左側上段に写る長瀬智也くんや井ノ原快彦くん、国分太一くんや坂本昌行くんや岡田准一くん、堂本光一くんや堂本剛くん、二宮和也くんや相葉雅紀くん、亀梨和也くんたちは笑顔だしとっても素敵な写真でね。何とも心温まる感じだったのだけど、それを見て先輩女性記者が一言。
「上段真ん中で岡本健一さんの左隣に位置する木村拓哉くん。木村くんの左隣には佐藤アツヒロくんがいて、木村くんは優しく微笑んでいて相変わらずとてつもなくカッコイイんだけど、ちょっとポツンと1人佇んでる感がして、何だかいたたまれなかったわぁ」
そんな天下の木村さんを『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)みたいな例え方して~って苦笑いだったんだけど、この木村さんが一見“ポツンと1人でいる”ように見える写真には、涙・涙の深いワケがあったのよね。
中居正広のための空間
集合写真をご覧になった人も多いと思うけど、確かに木村さんとアツヒロさんの間にちょっとした空間が出来ていて、先輩記者も最初に目にした瞬間「そこがどうにも不自然な距離感に思えた」んですって。でもそれは、実は……残念ながら仕事で出席出来なかった「中居正広さんのためのスペース」だったのよね。中居さんと地元が一緒で長年の友人関係であるアツヒロさんが、中居さんのためにあえて空間を開けておいたから、なんですって。
蓋を開けてみたらこんな美談があったと言うのに先輩ときたら、木村さんを『ポツンと一軒家』呼ばわりしちゃって、アツが代わりに謝ります。ごめんなさいね。ただまぁこれだけの豪華メンバーが揃えば立ち位置で揉めるのは必至だし、滝沢秀明社長が采配を振るったのは間違いないだろうけど、スタッフもめちゃくちゃ苦労しただろうなとお察しします。本当にご苦労様でした。
厳粛なご葬儀とはいえ、所属タレントさんたちは優しく微笑んでいるし、祭壇集合写真1つで編集部でもワイワイ2時間ぐらいは軽く話し込めちゃうんだから、改めて「スター軍団のジャニーズってやっぱり凄い!」と思い知らされたわ。
「うわ、光一くんと剛くんが隣同士。よかったぁ」とか「前列センターにSnow Manキターッ」とか「SixTONESもセンター寄り」やら「やっぱりどセンターには王道King&Princeドーン」等と騒ぎつつ「ところでプロデュースをした滝沢社長はどこ~?」だの「少年隊が勢揃い。久々の横並びスリーショット! まさか最後じゃないよね?」だの「内海光司くんとアツヒロくん。懐かしすぎるツーショだわ」だの「近藤真彦さんは? あっ、やっとマッチさん発見!」だとか、たった一枚の写真からいろんな事を読み解くべく、マスコミ連中はあーだこーだと勝手に大騒ぎ。
とある週刊誌の編集長は「それにしても恩義ある親愛なるジャニーさんの葬儀とはいえ、毎日ハードスケジュールをこなす中でよくぞこれだけの豪華メンバーが揃ったよな。夏クールという絶妙なタイミングも味方したのかもしれないけど。夏はどのグループもサマーコンサートを開催するから、夏ドラマの主演はあまりしないしね」との事。確かに今クールは東山紀之さんが『刑事7人』(テレビ朝日系)で、山田涼介くんが『金曜ナイトドラマ「セミオトコ」』(テレビ朝日系)で主演を張り、Snow Manの岩本照くん、ラウールくん、渡辺翔太くん、目黒蓮くんが『シンドラ』枠の『簡単なお仕事です。に応募してみた』(日本テレビ系)で初主演を務めるけれど、春クールよりは多くないの。