前出の編集長は「基本的に夏ドラはジャニーズクールじゃないから、スケジュールに少しだけ余裕があってこれだけの人数を一挙に集められたのかも。これもジャニーさんの最後の演出の1つなんじゃないかって、みんなで話し合ってたんだ」なんて言ってたけど、ジャニーさんの事だからご自分の死期も、ちゃんと時期を読んでのことで、絶妙なタイミングの“家族葬”だったのかもしれないなと感服するばかり。
びっくりすることはまだまだあるのよ。ジャニーさんの訃報が知らされる直前に東山さんの主演ドラマ『刑事7人』も、嵐がメインパーソナリティーを担当する『24時間テレビ42・愛は地球を救う』(日本テレビ系)の制作発表会見も行われていて、スタッフ曰く「亡くなったのが1日でも前にズレていたら、会見どころの騒ぎじゃなかった。今思うと、図ったかのような奇跡のタイミングだったんだね」と心底、驚いていたわ。
ただ、会見は無事に終わったものの、継続して『24時間テレビ~』の情報を取材中の記者たちによると、ジャニーさんの逝去により「内容にかなりの変更がある」らしくて……。
『24時間テレビ』でジャニー喜多川追悼?
どうも『24時間テレビ』が一部、「ジャニーさんの追悼番組のような感じになるみたい」とため息まじりに話すのは某記者さん。
「そりゃある程度の予想はしてたよ。局側にしてみれば素材はふんだんにあるから困りはしないし、緊急搬送されてからの3週間で万が一のためのそれなりの準備は進めていたから間に合うだろうけど。
でもおかげで『24時間テレビ』のタイムテーブルがなかなか出なくて、こっちはジリジリ。ただでさえ今年は情報解禁が遅くて、チャリティーマラソンランナーもやっと駅伝方式と2人の名前を発表したぐらい。何もかもが後手後手。
それに毎年のことだけど、一番の大問題は日テレサイドの“忖度”。嵐本人たちは番組に携わるにしてもみんな至って普通の態度で自然体なんだけど、嵐が絡むとどんな小さな情報1つでも『極秘扱い』になるから、スタッフが無駄に神経質になる。あれはまだ発表するな、これもダメの連続でなかなか前に進まないのが現状なんだ。
チャリティー番組と銘打っているのにスタッフのピリピリ具合が100倍になって、大上段に構えてモノを言ってくるから胃が痛いよ。忖度にもほどがあるんじゃ? て言われちゃうぐらいの忖度三昧なんだよね。参っちゃうよ」
あらら、悲嘆に暮れちゃって可哀想に。スタッフがそんなにピリピリした態度だと、嵐の名前にも傷がついちゃうじゃない。大丈夫なの? ま、もとを正せばジャニーズ事務所さんの情報統制が原因なわけだけど……。