
のん公式サイトより
のん(能年玲奈)に対する元所属事務所の圧力問題が再び注目を集めている。
17日、独立した元SMAPのメンバーを番組に出演させないようジャニーズ事務所がテレビ局に圧力をかけていた可能性があるとして、公正取引委員会がジャニーズ事務所に注意をしていたと報道された。
芸能界において圧倒的な権力をもっている芸能プロダクションによる圧力と、それにおびえる大手メディアの忖度によって、地上波テレビへの出演機会を奪われているという構図は、元SMAP独立組メンバーも、のんも、まったく同じだからである。
そんななか、現在、のんのマネージメントを担当している福田淳氏がフェイスブックへの投稿で驚くべき告発を行った。
福田氏は2016年からのんのマネージメントに関わっているが、それから現在の間に起きた理不尽な出来事をこのように綴った。
<この間、テレビ局の若い編成マンから本当にたくさんの素晴らしい企画、脚本などオファーを頂きました。しかし、お話が進むうちに、上司や担当役員によって突然潰されてしまうことが繰り返されてきました。
その状態が3年も続いております。
“のん”は、メジャー週刊誌などが実施する人気調査で、いまもトップ1、2を争う国民的人気女優です。ですから、先進的な企業様やアジアからも、CMの依頼が多くあり広告には出ることができています。
でも彼女は女優です。現場からの熱烈なオファーもある、のんが三年間テレビ局で1つのドラマにも出演が叶わないことは、あまりにも異常ではないでしょうか?
エンターテイメント産業も、ひとつの立派な産業であるならば、このような古い体質を変えていかなければなりません。
素晴らしいクリエーティブを作る人々が、忖度なく、正々堂々と切磋琢磨する中で、世の中の人々を楽しませ、感動させられるそんな産業になっていくことを切に祈ります>
のん(能年玲奈)が受けた嫌がらせの数々
彼女がこのような憂き目にあったのは、NHK朝ドラ『あまちゃん』で大ブレイクした当時に所属していた事務所・レプロプロダクションが、バーニング直系の芸能プロだったからだ。
のんはレプロとのトラブルにより独立を希望したが、すると、バーニングの子飼いメディアである「女性セブン」や「週刊ポスト」(ともに小学館)といった週刊誌によって「年上の女性に洗脳されている」と書き立てられた。