吉本興業が「振り込め詐欺集団」をイベントスポンサーにしていたことは確かなのか? 岡本社長会見で是非話してほしいこと

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的はずれな質問を繰り返す記者たち

 この記者会見では、質疑応答の時間が非常に長く設けられたが、質問内容のほとんどが「宮迫・田村と反社会勢力との繋がり」や「今後の進退」、「なぜ嘘をついたか」といった2人個人に関するもので、吉本上層部によるパワハラの詳細を問うことはなかった。

 もちろん2人の謝罪会見であるわけだが、会見を進めていくうちに様々な“爆弾”が次々と投下されているにもかかわらず、そこには一切触れず、似たような質問を繰り返す記者たちに、薄ら寒さを覚えた。

 2人を泣かせて引きのある顔を作らせたいのか、「先輩芸人や相方、家族への思い」に関する質問も多かった。先輩芸人や相方への気持ちを語ることもアリだろうが、家族まで巻き込む質問をするのはいかがなものか。仲間内の絆を見せるのもいいが、この会見で彼らが言いたかったことの本質は決してそこではないはずだ。

「今の気持ちを色で表すと?」という愚問

 某インターネット動画サイトの記者からは「2人は感情的になってるかもしれませんが、どんな形であれ吉本さんとまた将来的に良い関係になって、仕事を続けてもらいたいという思いがあるのですが、その点についてはいかがですか?」という質問が投げかけられた。

 まず、吉本から不誠実な対応を繰り返されたという話を直接聞いていながら、両者の関係性の回復を願うことをこの場で口にするのは不思議であった。そもそも会見の場面で、2人は感情的になっているようには見えなかった。勢いでこのような会見を開いたわけではなく、覚悟を決めて冷静に臨んだと考えられる。

 極めつきは『アッコにお任せ!』(TBS系)の記者が、宮迫が過去に不倫疑惑を追求され「オフホワイトです」と弁明したことを持ち出し、「今の気持ちを色で表すと?」と聞いたことだった。宮迫は困惑した表情を見せつつ、「謝罪をしたいという思いの会見なので、話が違いますのですいません」と答えたが、さすがにこの質問にはネット上でも批判が噴出。翌21日放送の同番組で、和田アキ子が謝罪に至っている。

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