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吉本興業のギャラ「2000円」「1円」「250円」 他芸能プロの芸人報酬「6:4」「7:3」と差がありすぎる

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吉本興業ホールディングス株式会社公式ホームページより

 22日、記者会見に臨んだ吉本興業の岡本昭彦社長が、会社と芸人へのギャラ配分について「ざっくりした平均値で言っても5:5から6:4です」と説明したことに、吉本芸人たちから激しいツッコミが止まらない。

 吉本所属の芸人・キートンはTwitterで、<ギャラ5:5だったのか てことは、私が海外に約1週間行ったあの仕事は、吉本は2万円で引き受けたのか! 優良企業>と皮肉たっぷりの投稿。

 今年6月をもって解散したお笑いコンビ「御茶ノ水男子」の斉藤ピリオド.もTwitterで、<品川で初単独やった時。445席即完して。グッズも完売して。ギャラ2000円だったなぁ。御茶ノ水男子2人で4000円。9割9部9厘:1厘の間違いでは。それを社員さんに抗議に言ったら仕事減らされて。いい思い出だなぁ>と反論している。

 また、同じく元吉本芸人でYouTuberのエッグ矢沢も、Twitterで<若手のライブは全部チケット売っても0円ばっかだったぞ?俺は単独ライブで100枚売ってもギャラ2000円だったぞ?会場は急遽キャンセルで空きが出た会場を吉本が連日激安で借りたとこだったぞ?¥1500×100人で15万だぞ?14万8千円は上納金だろ?>などと連投し、<岡本社長?今からでも僕は大丈夫なんでギャラ振り込んでください!!>と怒りをぶつけた。

 さらに、キンボシの西田淳裕に至っては、ある仕事の出演料が「1円」と記された衝撃的な明細書の画像をアップし、<2円のうち1円入れてくれてたと思ったら許せるけれども>と暴露している。
 
 岡本社長は会見で、芸人へのギャラの支払いについて「もちろん人によりますし、安い子がいるのも事実ですけど、彼らの単価が低いケースもあります」と説明していたが、芸人たちが続々と暴露するギャラ事情は、単価が低いどころではない。あまりにも異常である。

 これまでも、吉本のギャラ配分は「芸人:会社=1:9」であるというのは有名な話で、芸人たちがネタにしてきたことでもあった。しかし、吉本興業の企業体質にも批判が集まっているなかで、もはや搾取ネタはクスリとも笑えない。

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ウェジー 2019.06.11

ナベプロ、人力舎のギャラ配分は「芸人:会社=6:4」

 それでは、吉本興業以外のお笑い芸人たちのギャラ配分はどうなっているのだろうか?

 7月17日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では、浅井企画所属のお笑いコンビ「流れ星」のちゅうえいと瀧上伸一郎が、「アルバイトをしなくても今は生活していけるのか?」という問いに対して「ハイ、浅井企画なんで」と明朗快活に答えたうえで、「7:3で、僕らは7頂いてるんで」と告白している。

 また、今年2月放送の『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)では、グレープカンパニーに所属するサンドウィッチマンの伊達みきおが、同社のギャラの配分について「タレントが6で事務所が4」と明かしている。

 人力舎に所属するアンタッチャブルのザキヤマこと山崎弘也も「6:4」であるという。太田プロに所属する有吉弘行も「6:4」としたが、芸歴によっては「7:3」の場合もあるとのことだった。

 少し遡るが、2014年10月に放送した『ワイドナショー』(フジテレビ系)で各芸能事務所のギャラに話題が及んだ際に、松本人志は吉本のギャラについて、やはり「芸人:会社=1:9」と明言していた。さらに松本は、「ある番組をやった時に、思ったよりギャラが少なかったから、ウチの岡本(社長)に『おい、ちょっと少なすぎへんか』って言ったら、次の月には(同番組のギャラが)倍になってましたからね。そのまま黙っていたら、どうなっていたのか……」と笑い交じりにぶっちゃけている。

 「ギャラが振り込まれない」というのは、バッドボーイズの佐田正樹など複数の芸人が訴えていることだが、ギャラが安いどころか振り込まれないというのは、いったい吉本の内部事情はどうなっているのか。もはや、他所のギャラ事情と比べるまでもないほどの異常性である。

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