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ひきこもりは犯罪者予備軍ではなく、「人間関係を遮断せざるを得ないほど傷つけられた人」 どう向き合えばよいのか

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「Getty Images」より

 今年5月と6月、川崎登戸殺傷事件、元農水次官の息子殺害事件が立て続けに発生したことで、「ひきこもり」に注目が集まった。一部のワイドショーではひきこもりに対する偏見をむき出しにしたり、家族の責任を問うたりする報道が続き、当事者家族は不安を煽られる結果となった。

 しかし特定非営利活動法人KHJ全国ひきこもり家族連合会は、ひきこもりは悪いことではなく、「生き方のひとつ」だと捉えている。ひきこもりの子どもを持つ家族は子どもとどのように向き合えばよいのか、KHJ家族会のソーシャルワーカー、深谷守貞氏にお話を伺った。

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深谷守貞/ 特定非営利活動法人「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」本部・ソーシャルワーカー(社会福祉士)
大学卒業後、福祉系団体で福祉事業に従事。30代前半で希少難病に侵されるが、その当時は病因が掴めず精神疾患と誤診される。誤った診断・服薬等が高じて事業に従事できなくなり福祉系団体を退職。向精神薬の過剰投与により幻聴・幻覚が生じて外出ができなくなり、2年以上ひきこもる。KHJ家族会運営の「居場所」参加をきっかけに社会復帰・社会参加に至り、現在ソーシャルワーク業務等に携わる。

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