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松本人志への期待と失望「プロ根性で乗り越えましょう」 権力側の人間でしかないことが露呈

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松本人志Twitterより

 吉本興業のパワハラ体質が一気に噴出した。20日、反社会的勢力への闇営業で金を受け取っていたことを認めた宮迫博之と田村亮が東京都内で会見。「ノーギャラ」の嘘を謝罪するとともに、吉本興業の社長から恫喝されたことなどを暴露した。これを受けてダウンタウン松本人志が<松本、動きます>とツイートし、吉本興業の岡本昭彦社長らと急遽会談。翌21日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)を生放送とし、問題の解決を目指して上層部とかけあったことを明かした。この時点では、松本人志は“ヒーロー”だった。

 しかし吉本興業の岡本昭彦社長が7月22日に都内で開いた会見は、あまりにもひどいものだった。5時間半にも及ぶありえないほどの長時間会見。この内容の一部を各局が生放送で中継したが、あまりのグダグダ具合に生中継視聴を途中で離脱する人が続出するほどだ。<これは単なる保身会見><ダメな会見の見本みたい><こんな人がトップだなんて、吉本大丈夫か?>など、ネット上では厳しい声が飛び交う。

 この会見を見てがっかりしたのは、吉本に所属している芸人たちも同じだったようだ。とろサーモン久保田かずのぶは、<知り合いの芸人、先輩後輩同期、皆同じことを思ってる。頼むから汗の書いた文字が欲しいんです。生きてる言葉をください血の通った発言を聞きたいんです>とツイッターに投稿。相方の村田秀亮も、<結局わだかまった状態で終わったぞ…よし、明日も漫才がんばろ!>と投稿している。

 また、トレンディエンジェル斉藤司(40)はこの日『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)に出演、生放送の場で自らが所属する会社のトップの会見を見ることに。会見中継中、画面の隅のワイプに写る斉藤は何度も頭を抱え、「皆さんに申し訳ない。僕はこの会社だったんだ。なんかすごく情けない」「何でこんなに回りくどいことばかり言ってるのか」と番組内でコメントした。

 ダウンタウンと同期の漫才コンビであるハイヒール・リンゴ(57)は、関西ローカルの情報番組『ちちんぷいぷい』(MBSテレビ)で「(岡本社長と大崎洋会長の1年間の減俸50%は)軽いのか重いのか判断できない。(全員クビの発言は)言われた方は傷つく。パワハラの典型」と話した。

 岡本社長の会見に「納得」している人は皆無だ。だが、松本人志は23日、次のようにツイートしている。

<寝不足芸人がいっぱいやろな~
でもプロ根性で乗り越えましょう。
私達は生まれつきオモロイ。>

 プロ根性で乗り越える? 生まれつきオモロイ? かたや加藤浩次は『スッキリ』(日本テレビ系)において、岡本社長の辞任を再三要請し、「50歳過ぎて人は変われない。社長が変わるためのリハビリ期間に付き合っていられない」と三行半を突きつけた。パワハラや契約について、企業としての吉本興業の体質改善を求める声は多くの芸人たちから上がっている。だが松本人志は「プロ根性で乗り越えましょう」ときた。彼に期待していた後輩芸人たちや視聴者は、さぞがっかりしたことだろう。

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