松本人志への期待と失望「プロ根性で乗り越えましょう」 権力側の人間でしかないことが露呈

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社長とコミュニケーションを取れるのはダウンタウンほか数名のみ

 続々と吉本所属芸人が声を上げる中、やはり吉本興業所属のタレントである清水圭も、ブログを更新。清水は『ワイドナショー』での松本人志と東野幸治の意見に、次のように疑問を呈した。

<松本さんと東野の意見はすばらしかったけど ちょっとズレてるところがあるなぁという部分はありました>

<誤解を恐れず言うと 若い頃から大崎氏・岡本氏とチームを組んでやってきたダウンタウンさんや今田、東野、板尾、木村祐一などは おそらく他の数多の芸人が感じているであろう吉本の恐ろしさをあまり知らないまま、今まで来たのだろうなと思いました>

  清水のこの発言は的を射ているだろう。彼が上記に名を記した面々は、大崎会長や岡本社長とともに吉本興業を成長させてきた立役者である。松本に至っては、『ワイドナショー』において松本人志は、「(大崎会長が)これ以上、騒ぎが大きくなるようなら自身の進退も……なんて言ってましたけど、それは止めます。もし大崎が辞めるなら僕も吉本興業を辞めます。ずっと一緒にやってきたアニキなんでね」と話していた。

 だが、松本ら一部の芸人らは上層部と対等に意見を交わすこともできるだろうが、6000人もいる吉本芸人のうち大半は、上層部とまともなコミュニケーションを取ることも叶わないのではないか。岡本社長は、会見で何度も「コミュニケーションが足りなかった」と弁解したが、吉本興業内に対等なコミュニケーションなどそもそも存在しなかった可能性すらある。

 清水は過去、岡本社長から理不尽な恫喝を受けたこともブログで暴露した。それは2001年に放送されたドラマ『明日があるさ』の収録現場でのこと。台本の準備稿と比べて、決定稿では自分の出番が比較にならないほどにカットされていることを疑問視した清水は、当時のマネージャーに「なんでこうなったのかの説明がなかったら俺出られへんわ」と訴える。すると後日、それまでほとんど面識のなかった岡本社長(※当時は社長ではない)が突然控え室に現れたという。

 岡本社長は清水のマネージャーを楽屋の外に出し、清水と二人きりになると、清水の説明を聞くこともなく「なにが文句あるんですか? 言うときますけど、テレビ局もスポンサーも清水圭は要らんと言うてるんです。それを吉本がお願いして出られるようにしてあげてるんです。会社のやり方に文句があるなら、いつ辞めてもらってもいいんですよ」と圧力をかけてきたという。清水は「ドラマには出る。もう帰ってくれ」と岡本社長を追い返したらしい。

 清水は当時の様子を振り返ったあと、「あれから18年。社長になっても岡本氏はなにも変わっていませんでした。まず人払いをして、話を聞かずいきなり恫喝する。このパターンは私の時と全く同じです。以上のことから考えても、宮迫の言葉は信じるに値します」「今日の会見においても岡本氏は何度も『コンプライアンス』と口にしました。ひとを平気で恫喝する人間が芸人のコンプライアンスの話をするってどの口が言うとんねん!」と怒り心頭の様子でぶちまけている。

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