田村淳「家族も恐怖を感じます」 “吉本興業問題”の報道過熱、結論を急ぎすぎでは?

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田村淳Twitterにより

 宮迫博之と田村亮が吉本興業からのパワハラや隠蔽指示を暴露した会見以降、ニュース番組では連日、吉本興業の分裂危機を大々的に報じている。吉本興業の会社組織としてのおかしさやマスメディア・公的機関などとの癒着を指摘することはともかく、外野としてタレント同士の派閥争いを楽しむかのような報道も非常に多い。

 今月24日放送の『あさチャン!』(TBS系)でも吉本興業の労働環境について時間を使って報道したが、メインキャスターを務める夏目三久アナは「今後の番組の方針についてスタッフと話し合う」と締めくくった。

<この吉本の問題を巡っては先週からお伝えしてきましたが、同時に参議院選挙が行われていて、参議院選挙の投票率が過去2番目に低かったということもありました。今日新たに分かったのが、18歳、19歳の投票率が31%あまり>

<これ、前回の参院選より14ポイントも低いということで、これ、由々しき事態だと思うんですよね>

<日本の未来を担う子供たちが政治に関心を失っているというのは、大いに私たちの報道の仕方に問題があるとも思っていますし、私もこの後スタッフとしっかり話していきたいと思っています>

 宮迫博之と田村亮が会見を開いた翌日である21日は、参議院選挙の投票日であった。しかし22日の各局ワイドショーは選挙の結果よりも吉本の問題をメインに扱ってしまった。

 報道が過熱の一途をたどると同時に、マスコミの“非常識”な取材態度も問題になっている。

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