かっぱ寿司に復活の気配 スシローに追い抜かれるも、雰囲気チェンジが奏功?

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 ひと足遅れて原価率を上げたところで、競合に簡単に追いつけるわけではなく、手遅れだったということか。そこでかっぱ寿司は、別の角度から改革を試みたそうだ。

「飲食店としての原点に戻るといいますか、かっぱ寿司は『今、できることを徹底的にやる』というスタンスに立って、QSC(クオリティ、サービス、クレンリネス)を磨いていきました。

 具体的には、店内の照明を明るくしたり、白を基調にした内装で清潔感を演出したりといった取り組みが挙げられます。かっぱ寿司に初めて来た客はもちろん、久々に訪れた客に対しても、『なんか雰囲気が変わった?』『昔と全然違うし、お寿司もおいしくなったよね』と好印象を与えることができました。

現在、かっぱ寿司のQSCは回転寿司チェーンのなかで最も優秀であり、非常に大きな武器になっているといえるでしょう。ズバリこれこそが、かっぱ寿司が復活を果たせた最大の理由なのではないでしょうか。

 あとは当然、メディア戦略においても見直しを図っています。特に近年は、かっぱ寿司のマーケティング部長である牛尾好智氏が、情報番組やバラエティ番組などメディアへ積極的に登場し続けており、これが功を奏しています。

牛尾氏は“牛King”と名乗って自身のLINEスタンプを販売するなど、ユニークなキャラクター性の持ち主ですので、かっぱ寿司の親しみやすさの向上に一役も二役も買っているのです」(米川氏)

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