吉本興業社長「ヤバすぎる会見」の舞台裏で記者たちが見たものとは

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あのメモは“恨みの覚え書き”?

 まずは7月20日に行われた宮迫さん&亮さんの謝罪会見。「突然の呼び出しではあったんだけど聞きたい事は山ほどあったし、何でも正直に話しますという深い反省の姿勢が見てとれた」そう。

 会場には、最初から騒然としたムードが漂っていたみたい。出席した記者は、厳しめの反応。

「待たされた感があったから、みんな我先にと手を挙げて次々と質問を繰り出した。どの質問にも逃げずにちゃんと答えてた。だけど途中から岡本社長のパワハラについて明かされると事態は一変。元々は彼らが犯した事だし誰も涙に同情はしなかった。決して美しい涙じゃなかったしね。ただ真摯な受け答えはそれなりに評価できた」

 別の女性記者は「亮ちゃんなんか痩せ細っていたからほうれい線が目立っちゃっててね。見るも無残でちょっと可哀想だったのよ」なんて言ってたわ。続けて「宮迫さんもだけど、あんな泣き顔を見てしまったら、これからどんな面白い事を言ったとしても、彼らを見てもう笑えなくなっちゃうと思う」と心配顔。確かにそう。お笑い芸人さんなんだもの、イメージ失墜よね。

 さて、二人の謝罪会見を受けて、22日に行われた岡本社長の会見。両日とも出席した記者は帰社して開口一番に「お尻が痛い」と怒り心頭だったわ。

「宮迫&亮の会見が2時間半、岡本社長の会見が5時間半。特に岡本社長の会見はそれこそ『冗談』のようにひたすら長い収穫のない『ガキの使い』のような会見で『笑ってはいけない』絶対に笑えない会見だった」

 まさにのらりくらりのしどろもどろで、笑えない会見だったわよね。岡本社長と言えば見るからに”眼光鋭い怖い人”、もしくは”言いたい事をズバズバ言う人”という印象だったんだけど、その面影は何処へ?  会見をテレビで見ていたベテラン芸能デスクも、あの号泣には苦笑いよ。

「岡本社長が涙を拭うシーンがあったけど、涙は出てなかったし汗でも拭いてたのか?  何かあのシーンを見てかつての松田聖子の会見を思い出したよ。郷ひろみとの離別会見で嘘泣きしちゃった聖子の姿がフラッシュバックした」

 いやいや、そんな可愛いものじゃなかったと思うけど、聖子ちゃんを思い出すあたり、さすがベテラン。で、その涙について出席したリポーターさんに聞いてみたら、やっぱり嘘泣き疑惑で。

「頭はちょっと下げても眼光はいつも以上に鋭くて威嚇するような感じでね。常にカッと大きく両目を見開いていたから、ドライアイっていうか目が乾いたから拭ったんじゃない?」

 涙がツ~っと流れた感じじゃなかったみたい。あのお顔、画面を通して見ていても震え上がるぐらい怖かったものね。

「質問者の顔を1人1人ギッと睨みつけて答えていたから、吉本担当じゃない記者や、長いからと途中交代で入った遊軍記者の中には正直、ブルった人たちも多々いた。歌舞伎の"にらみ"じゃないんだから、あんなに強く人を睨みつけなくてもいいだろうに。もちろんみんなどんなに威圧的な態度を取られても怯まず質問を続けたんだけど、納得出来る満足な回答は何一つなかった」

 会見中、岡本社長がメモを取っていたのか、紙に何かを書く仕草が目立っていたけど、あれは何だったのかしら。

「頭を整理するために何やらメモをしているのかと思ったけど、そのメモを改めて見直して話す感じはなかった。だから記者たちみんな、あれは『この質問はコイツが聞いた』というような”恨みの覚え書き”だったんじゃないかって。今はこんな状況だけど”お前、覚えてろよ”的な悪魔のメモだったらどうしようって。とにかく疲れたし、とてつもなく怖かった」

 岡本社長の会見後、各社が画面起こしやテープ起こしを始めたものの、テープ起こしの途中で、サンドウィッチマンじゃないけど「ちょっと何言ってるか分からない」状態に陥って、何度も何度も巻き戻しては耳を傾け、それでも「岡本社長が何を言っているのか、さっぱり分からない」事が度々だったそう。

 今回の会見は正々堂々と「テープに録っていい」ものだったから、みんなテレビカメラやICレコーダー等をフル回転させていたんだけど、それらを駆使しても意味不明な答えの連続で「ただいたずらに時間が過ぎていく」だけだったんですって。これじゃ徒労に終わっちゃって、疲れも倍増よね。会見終了後はみんなで慰労しあう場面もあったそうなの。本当にご苦労さまでした。

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