SMAP元メンバーへの圧力、嵐の「NHK五輪ナビ」就任にも踏み込み批判を展開

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 そして、こういった文章でブログを締めるのだった。

<別のアイドルグループの嵐が、「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」に就任したと聞いた。特集番組に出演し、大会本番でも競技場などから、オリンピックとパラリンピックの魅力を視聴者に届けるそうだ>
<各テレビ局にお伺いする。国際パラリンピック委員会から任命された「特別親善大使」のテレビ出演は、すでに用意されているのでしょうか>

 嵐の名前を出したことにより、このブログのコメント欄ではSMAPファンと嵐ファンの論戦が始まっているが、笹川会長が伝えたかったのは「SMAPと嵐の優劣」といった、そんなくだらないことではないだろう。

 当然報じられてしかるべき元SMAPメンバーによるパラスポーツへの貢献に関する報道が「芸能村の論理」で潰され、さらに、これまでの功労者がないがしろにされているということのおかしさを告発しているのである。

新しい地図の活動をテレビは確かに報じない

 元SMAPメンバー3人の活動は、ワイドショーなどで取り上げられることはない。

 たとえ視聴者が違和感を覚えようとも、その排除は徹底している。特に、その不自然さが際立った例として巷間よく指摘されているのは「GQ MEN OF THE YEAR 2017」を受賞したときのことだ。各局ワイドショーは、長谷川博己、秋山竜次(ロバート)、野田洋次郎(RADWIMPS)、斎藤工といった面々が受賞した同賞の受賞イベントを報じながら、同様に授賞式に参加していた3人のことはカットし、存在そのものを消して報じたのだ。

 こういった体たらくなので、新しい地図のパラリンピックやパラスポーツに関する活動が報じられるはずもない。

元SMAP排除でパラ周知進まず

 新しい地図の3人によるパラスポーツへの貢献はイベント参加だけにとどまらない。

 昨年3月には、パラスポーツを応援するチャリティーソング「雨あがりのステップ」を発表し、参加したイベント「パラ駅伝 in TOKYO 2018」では3人でその楽曲を披露した。また、パラリンピックサポートセンターには香取慎吾が描いた壁画が展示されている。

 しかし、朝早くから夜19時頃まで様々な事件・エンタメ情報を伝える情報番組を各局延々流しているのに、これらの活動はまったく出てこない。そのせいでパラスポーツの周知が進んでいないという笹川会長の主張はもっともだろう。

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの成功を目指して、オリンピックに関する企画を盛んに報道しながら、芸能ムラの事情によって意図的にパラリンピックの情報は排除されてしまうこの矛盾。テレビメディアは笹川会長の指摘をどう受け止めるのだろうか。

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