なぜ新生児訪問指導で、トンデモ指導をおこなう保健師が存在するのか?

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 各業種に携わる人が本音を明かすという某サイトでは、「保健師」という項目もあり、そこでは雑多な業務内容ややりがいに加え「ベテラン保健師は、良い人もいるが経験値にたよっただけのおばちゃんもいる」「エビデンスより経験をもとにすべてを判断する年長者が、仲良しグループの健康づくりごっこをしている」という辛辣な書き込みも見つかりました。どの世界でも、一部のトンデモ勢に、真っ当な人たちが頭をかかえているのですねえ。

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なぜ新生児訪問指導で、トンデモ指導をおこなう保健師が存在するのか?の画像2 ウェジー 2018.09.13

 保健師は、看護師の資格を取得し、さらに保健師国家試験に合格しないと取得できない、立派な国家資格です。一部では「命に直面しなかったり夜勤がない分、看護師よりも楽だ」なんて言われがちですが、地域の子どもから高齢者までに関わり、時には虐待問題にも出張り、出張講座や企画運営も行い、出張検診も担い……と、健康に関するさまざまなニーズに対応している、大変なお仕事でしょう。

リアル保健師の証言

 そこにトンデモが入り込む理由について、リアル保健師さんにもお話をうかがいました。関西の政令指定都市に勤めて10年目という行政保健師のOさんは、「保健師だから、というわけではなく、個人の趣味嗜好の問題でしょう」とのお答え。「あくまで自分個人の考え、所感を超えないもの」「行政保健師といえど、働いている市町村が違えば体制も異なる」という前置きのうえで、こう語ってくれました。

Oさん「保健師は診断や特別な指導ができるわけではないので、むしろ断定的にものを言えず『詳しくは医師に聞いてね』となってしまうことの方が、対象者にモヤモヤさせてしまっていないかなと思っていました。ですから、今回のお話のようなトンデモ指導は、個人の資質や勉強不足によるものかなと思います。アクの強い保健師が職場でも強く、周りの人があまり強く言えないというのはいわゆる『あるある』ですが、それはおそらくどの職場でも同じことが言えますので、保健師ならではというわけでもないのかなと」

 そのうえで、個人の持論が指導に入り込むのは、単独で活動する業務の特性にあると指摘。

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