吉本興業の問題は契約書・ギャラだけじゃない、芸人の不満生む杜撰なマネジメント

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吉本興業が6000人もの芸人を抱え続ける理由

 吉本興業にはおよそ6000人もの芸人が所属していると言われる。当然、食えない芸人も多く、前述したように彼らをマネジメントする社員も足りない。なぜ吉本は、大量の芸人を抱え続けるのか。

 「FRIDAY DIGITAL」30日付の記事では、吉本が運営する芸人養成所「NSC(吉本総合芸能学院)」が大きな儲けを生んでいると指摘している。

<全国に7校あるNSCは、入会金10万円と、1年間の授業料が30万円。合計で40万円が必要になる。99・9%入学できるという養成所だけに、毎年1000人近い学生が入学。仮に800人集まったとすれば、年間で3億2000万円の売り上げだ>

 NSC卒業生は、他の芸能事務所に移籍して活躍する芸人もいるが、多くはそのまま吉本興業に所属する。その芸人がモノになろうがなるまいが、吉本の“養成所ビジネス”は儲かり続けるが、毎年大量に輩出される“吉本芸人”は粗製乱造の感は否めない。

 吉本興業は希望する芸人とは契約書を結ぶことを検討しているようだが、この問題がそれで解決するとは到底言えないだろう。

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