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京アニ放火殺人事件の献花台に群がる報道陣、現場では遺族探しも

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写真:AP/アフロ

 今月18日に発生した京都アニメーション放火殺人事件から10日余りが経過した。現時点で発表されている死者数は35名で、平成以降に起きた放火事件としては最多の死者数。負傷者は30名以上に上る。

 あまりにも惨い事件を前に、マスコミの報道姿勢が改めて問われている。

 事件当日の午後、日本アニメーション協会はTwitterで<非常に大きな事件ですので、各所機関におかれましては慎重かつ冷静な報道をお願いいたします>と呼びかけた。

 京都アニメーション(以下、京アニ)は21日、公式サイトでコメントを発表。事件の詳細は警察署の発表のとおりであり、現在は傷ついた社員や亡くなった社員の家族や親族に対し、出来る限りの取組みに務めており、メディア等の対応は弁護士に依頼しているとして、直接の取材は控えてほしいとあった。

 24日に改訂されたコメントには、マスコミに対して「実名報道は控えてほしい」との記述を追加している。

<弊社は警察及び報道に対し、本件に関する実名報道をお控えいただくよう、書面で申入れをしております。遭難した弊社社員の氏名等につきましては、ご家族・ご親族、ご遺族のご意向を最優先とさせていただきつつ、少なくともお弔いが終えられるまでの間は、弊社より公表する予定はございません>

 しかし、複数のメディアが犠牲者の実名を報じている。

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