レペゼン地球「炎上プロモーション」のセクハラ、性被害、セカンドレイプを軽視する姿勢は、弱い者いじめでしかない

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 レペゼン地球は、今年9月にメットライフドームでのライブ予定しており、当企画はそのためのプロモーションであったはずですが、ライブは中止になりました。ライブを中止させるためにドームに抗議の電話をしようという呼びかけがSNS上で行われ、レペゼン地球のアカウントを停止させるための署名活動も行われています。しかし、レペゼン地球の発信を止めさえすれば解決する問題だとは私は思いません。これはレペゼン地球だけの問題ではないからです。

 YouTubeアカウントを停止しても、また新しくアカウントが作られるのでは変わりませんし、レペゼン地球以外の多くのYouTuberがこの件を「ネタ」にしています。そのなかでもYouTuberのよりひと氏がパワハラをネタにして、嘘つき女と罵りながらジャスミン氏を殴る動画を公開しています。今後もこのような動画は増えていくでしょう。

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レペゼン地球「炎上プロモーション」のセクハラ、性被害、セカンドレイプを軽視する姿勢は、弱い者いじめでしかないの画像2 ウェジー 2019.07.29

批判をする人は“アンチ”ではない

 レペゼン地球やジャスミン氏、企画に関わった人たち、そして称賛するファンや多くの人がこの問題の本質を理解していないことが問題なのです。ジャスミン氏は動画やSNSで謝罪をしていますが、それを見るかぎり、自身やほかの当事者に与える今後の影響を理解しているのかどうかは疑問です。レペゼン地球の謝罪は、マキシマムザホルモンを巻き込んだことに対してのみでした。動画のなかで「パワハラはダメ」「セクハラはダメ」という役だったマキシマムザホルモンが批判されるのはおかしいという認識なのでしょう。

 その後も「僕たち更生しました」と茶化す動画を公開するなど、何が問題なのかは認識していないでしょう。マキシマムザホルモンは今回の動画の内容をすべては知らなかったと謝罪をしていますが、ジャスミン氏への影響については言及していません。妹尾ユウカ氏にいたっては批判に対して反省を示す態度は一切ありません。この件に言及する多くの人のあいだで、批判を一括りにして「アンチ」としてしまう風潮があります。

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レペゼン地球「炎上プロモーション」のセクハラ、性被害、セカンドレイプを軽視する姿勢は、弱い者いじめでしかないの画像2 ウェジー 2019.07.22

 性暴力が置かれている現状、そして、セカンドレイプの深刻さなどを知らないからこそ、言葉でとりあえずダメといっておけばOK、と軽く「ネタ」にしてしまうのです。性暴力を「ネタ」にするだけで問題といっているのではなく、この問題を「軽く扱って」ネタにしてしまっていることが問題だといいたいのです。また、自分たちが起こした騒動の影響を理解していない、形だけの謝罪には意味がありません。

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