菅田将暉が「原作ファンの“正義のお言葉”」に反論、漫画の実写映画化で必ず盛り上がる役者叩き

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“正義のお言葉”を浴び続けてきた菅田将暉

 本人が言うように、菅田将暉といえば、「このキャラクターを演じて欲しい俳優ランキング」の常連だ。ネットメディアによるアンケート調査の「ONE PIECEのルフィを演じて欲しい俳優ランキング」(2017年)「名探偵コナンの怪盗キッドを演じて欲しい俳優ランキング」(2019年)では1位を獲得。「ルパン三世のルパンを演じて欲しい俳優ランキング」では2位にランクインしており、幅広い役を演じられる菅田の演技力が評価されている。

 ただ、こういったランキングがネットニュースになると、菅田を支持しない原作ファンからは「全然違う」と厳しい意見が飛ぶ。まさに<告ってないのにフラれたみたいな>状況だ。

 また菅田将暉は、漫画の映画実写化での主演経験も多数あるが、その数だけ、原作ファンからの“正義のお言葉”を浴びてきた。たとえば、2016年公開の『溺れるナイフ』のキャストが菅田と小松菜奈だと発表された際は「菅田将暉では繊細さが足りない」「コレジャナイ感」などの批判を受けた。昨年公開された菅田と土屋太鳳のダブル主演『となりの怪物くん』も、キャストが発表されるや否や「原作ファンにとっては悪夢」「出演者全員イメージと違う」などの酷評が多数出た。

 しかし映画『溺れるナイフ』のネットレビューを見てみると、菅田と小松を「はまり役」とする感想が多い。二人のキャスティングは間違いではなかったようだ。

 原作ファンからのキャスト批判は、毎回似たような役者で漫画が実写化され続けることへの食傷も関係しているだろう。たとえば実写化常連といえば山崎賢人や土屋太鳳もそうだが、同じようなキャストで短期間であまりに多くの漫画実写映画が制作されてしまうと、「他にしっくり来る役者がいるはずなのに!」と原作ファンが忸怩たる思いを抱えるのもわかる。

 今年4月に公開されヒットを飛ばした映画『キングダム』は、監督の佐藤信介氏が「大人気マンガを山崎さんでやるというプロジェクトだった」と発言し、波紋を呼んだ。監督がスタッフとキャスティングについて議論するのではなく、大規模公開する大掛かりな映画プロジェクトは上層部(実制作を担う監督ではなく、資金を持つ側ということになるだろう)がメインキャストをあらかじめ決定したうえで物事が進められる、ということなのかもしれない。

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菅田将暉が「原作ファンの正義のお言葉」に反論、漫画の実写映画化で必ず盛り上がる役者叩きの画像2 ウェジー 2019.04.20

 結局、漫画の実写化を企画しているのも、キャストを決めているのも製作側であり、出演する役者はそれを「やるか、やらないか」。また、仮に「自分はその役に合わない」等と辞退しようものなら、「調子に乗っている」「天狗。仕事を選びすぎ」などと週刊誌に書き立てられ、ネガティブキャンペーンを貼られることは容易に想像がつく。若手の役者であればあるほど、断るという選択肢はないに等しい。それでも原作ファンからの“正義のお言葉”は、役者に直接向けられる。役者にとってはまさに理不尽なことだろう。

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