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加藤浩次は「チワワ」じゃない! 吉本興業残留宣言も“事実上”の退社か

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『スッキリ』(日本テレビ系)番組ホームページより

 9日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、極楽とんぼの加藤浩次が「吉本興業残留」を宣言した。

 吉本興業は8日、社内改革を掲げて第三者を招いた「第1回経営アドバイザリー委員会」を開き、およそ6000人の所属芸人と「共同確認書」を書面で交わすことを発表した。芸人が希望する契約形態を結ぶことができるもので、従来のマネジメント契約に加え、加藤浩次が発案した「専属エージェント契約」という形態が新たに導入されるという。

 この日の番組冒頭では委員会の模様を伝え、加藤は「いろんな思いがあって、エージェント制度を提案させていただいて、こういう形になった。ですから、吉本に残る形になってしまった」と説明し、「(会社が)良くなって欲しい、良くなる方向に風が向いている、みんなの顔が(良くなる方へ)向き出しているので、この決断をさせてもらいました」と話した。また、自らの発言で騒動が広まったことを謝罪した。

吉本改善を訴えた加藤浩次は“戦犯”か?

 加藤浩次は7月22日放送の『スッキリ』で、“闇営業”問題渦中の宮迫博之と田村亮に対する吉本の姿勢を痛烈に批判。大崎洋会長、岡本昭彦社長らを名指しし「トップが変わらないのであれば退社する」と啖呵を切ったことで、その進退に注目が集まっていた。23日には大崎会長との面談が行われたが、両者の主張は平行線のままに終わっている。

 その後、加藤の発言も次第にトーンダウン。「俺も無難な方に行くかな」と零すなどしていたが、結果的に吉本に残ることを決断したようだ。

 この加藤の決定には、一部で「結局辞めないのかよ」「狂犬じゃなくてチワワ」などとバッシングする向きもある。しかし、加藤の捨て身の訴えによって、吉本の契約問題が大きく改善に向かったことは事実だろう。加藤が番組で声を上げなければ、吉本興業の社内問題への追及は今以上にトーンダウンしていたかもしれない。

 また、退社こそしないが、吉本興業の上層部は加藤浩次を、会社のトップの顔に泥を塗り騒動を拡大した“戦犯”であると捉えている可能性も高い。吉本社内での加藤浩次の立場はどうなっていくのか。

加藤浩次の『スッキリ』降板予測

 「週刊文春」2019年8月15、22日号(文藝春秋)は、加藤浩次は吉本を“事実上”の退社になることを伝えている。謀反を起こした加藤に対して、大崎会長は「絶対に許さない」と怒りを露わにしており、その意向を汲んだ岡本社長が“加藤追放”へと動いているというのだ。

 落としどころとして、吉本は加藤浩次の個人事務所と業務提携契約を結ぶことを決定したという。これで加藤の仕事――『スッキリ』などのレギュラー番組は当面の間は継続し、“表面上”は丸く収まる。しかし実際には、かたちだけ吉本に残留しても仕事は徐々に先細り、飼い殺し状態になってしまうのでは、との危惧があるようだ。

 一部メディアでは、加藤は来年3月に『スッキリ』を自主的に降板し、MCの後任には南海キャンディーズの山里亮太が収まるとも噂している。また、加藤は芸能仕事をセーブし、東京・中目黒の目黒川沿いのジンギスカン専門店「成吉思汗ふじや」の経営に力を入れていくつもりだと囁く声もある。いずれも加藤が芸能界を“干される”前提だ。

 社内に蔓延る悪しき慣習を告発し、是正を促したことで追放されるなどという展開は、それこそ到底正当化できるものではなく、本当に吉本興業が加藤浩次を戦犯扱いしているとしたら企業体質がまったく変化していないことを意味する。大崎会長が加藤に激怒しているという話自体、眉唾でありどこまで信用していいものか定かでないが、会長がすべきことは謝罪と反省のはずだろう。まるで上層部に歯向かった加藤が“干される”ことは当然である、とでもいうような報道内容そのものにも、強い違和感を覚える。

 一方で、当の加藤浩次本人は、『スッキリ』MCの座という安定性にそれほど執着していない可能性もある。

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