滝川クリステルがファーストレディーになる日 小泉夫妻の 「グローバル人材」度

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小泉進次郎の国際性

 小泉進次郎は、自身の公式ホームページで、「尊敬する人物:ジョン・F・ケネディ」を挙げており、「関東学院大学卒業後、米国コロンビア大学にて政治学修士号を取得。米国戦略国際問題研究所(CSIS)研究員を経て、2009年より衆議院議員を務める。」と政治家になるまでの経歴を紹介している。

 大学院に2年、共和党系の民間シンクタンクであるCSISに1年、計3年アメリカで政治を研究した。5月にこの古巣CSISでスピーチをした映像を見たところ、本人は自身の英語をブロークンな日本風英語と謙遜していたが、英語力はビジネスマンとして活躍できるレベル、欧米の語学学校では上級レベルに入るものだった。シンプルな表現を使いながら淀みなくスピーチ、質疑応答をこなす。英語を話すスピードは、普段本人が日本語で話すよりもスピードが速いくらいで、申し分ない。アイコンタクトを取りながら、堂々と自分の意見を感情を込めて抑揚をつけて話していた。ユーモアを交え、会場を和ませる様子も含め、「要素I:語学力・コミュニケーション能力」、「要素II:主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感」を感じさせた。

 質疑応答では、「令和時代の日本人はさらに国際社会に出ていくだろうし、それが私の望みでもある」とか、「中国と韓国との違いを理解し、尊重することが大切」といった発言をし、「要素III:異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティー」を含んでいた。進次郎は「趣味:知らないことを知ること」であり、「好きな言葉:「異志統一」」で表現されるようにダイバーシティーを尊ぶ。

 また映像からは、隣に座ったCSIS副理事長で対アジア・日本対策のプロであるマイケル・グリーンとの気心の知れた関係が見て取れた。ブッシュ政権時代に国家安全保障会議(NSC)議長、大統領特別補佐官として活躍。安倍首相とも親交があり、現在でも国際政治に力を持つ人物といわれている。そういった人脈も持っている。

 個人的な経験からすると、英語を使う場面において、日本をはじめとしたアジアの人々は口数が少ない傾向があると感じている。欧米人には、口数が多く、表現を変えながらいくつもの文を重ねて、自分の考えをしっかり伝える文化がある。自分は話しすぎではないかという発想がないのではと思えるくらいに。進次郎は、英語でも口数が多い。それは職業柄人前で話すのに慣れているからであり、海外で揉まれた経験ゆえであり、メンタリティの強さによるものともいえる。彼の友人である社会学者、古市憲寿は、世間はこの結婚について今は好意的だが、今後手のひら返しをするかもと本人に話したところ、「すごい批判されたり逆にすごい褒められたりすることを繰り返してきたんで“それは慣れてるんだ”」と言っていたとコメントした。そういった打たれ強さは、国際的な場面においては一層必要な要素である。

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