キンプリが新幹線移動できず…危険及ぼすファンは駆逐できるか

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嵐ファン”アラシック”のマナーはどう変わった?

 では、Hey! Say! JUMPとKing&Prince以外のジャニーズグループのファンマナーは、どうだろうか。

 たとえば嵐は、さかのぼること2006年。ライブツアー「ARASHIC ARACHIC ARASHICK Cool&Soul」の長野公演で、コンサート終わりのメンバーが乗った新幹線に同乗したファンが大騒ぎし、一般客に迷惑をかけるという騒動が勃発した。二宮和也は、当時連載していたコラムで<もうちょっと気を遣ってくれたら、嬉しかったっす☆じゃないといい加減。キレるよ。>と吐露し、ファンを諫めていた。

 また、2010年のツアー「ARASHI 10-11 TOUR “Scene”~君と僕の見ている風景~」の東京・国立競技場公演では、チケットが取れず音漏れ目当てできた一部ファンが沿道に座り込んでゴミを散乱させたり、近くの公園で大声で歌い踊ったりと大騒ぎし、近隣住民の通報によって警察が出動する騒ぎになっている。

 デビュー20周年という活動歴の長さ、そもそもファン数も圧倒的に多い嵐だけに、他にもファンの問題行為は枚挙にいとまがない。しかし、善良なファンの働きかけによって少しずつマナーは改善してきたようだ。昨年11月に行われた「ARASHI Anniversary Tour 5×20」札幌公演では、飛行機で帰京するメンバーをひと目見ようとファンが空港に集結したものの、とても静かにお見送りを終えたという。出待ち行為自体に賛否両論あるものの、問題続きな後輩グループのファンたちに“格の違い”を見せつけた格好だ。

 こうしたアラシック(嵐ファンの総称)の動きには、2020年に活動休止に入る嵐を“有終の美”で飾ろう、とするファン心理も作用しているだろう。また、アラシックの奇行が問題視されるたびに、ファン歴の長いアラシックたちがSNSなどを通じてマナー向上を呼び掛ける、という自浄作用もあったかもしれない。

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