N国党「崎陽軒不買運動」に怒りの声が続出! 横浜名物「シウマイ」はなぜかくも愛されるのか?

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 そんなある日、スーパーの売り場を偵察していた野並社長は、崎陽軒の「シウマイ」を手にしたお客さんが「横浜名物だけど、どこでも買えるからお土産にならない」と話している場面に遭遇。これを聞いた瞬間、野並社長は「なんだか申し訳なくなった」と心を痛めたという。

 これをきっかけに、野並社長は「シウマイ」の販売戦略をガラリと変えることを決意。2008年には地方から全面撤退し、あえて横浜近郊に販売エリアを限定した。すると「横浜土産」としての希少価値と需要が高まって売り上げに直結し、低迷していた業績も回復したという。

 崎陽軒が掲げる「経営理念」には、<崎陽軒はナショナルブランドをめざしません。真に優れた「ローカルブランド」をめざします>という一文がある。この理念に立ち返って、地元・横浜に根差した”徹底的なローカル戦略”が、功を奏したのだろう。

 1908年(明治41年)に横浜駅で「シウマイ」の販売を始めた崎陽軒は、100年以上にわたって地域の人々に愛されてきた。その絆は、ちょっとやそっとのことで崩れるものではないのだろう。

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