エンタメ

石原さとみ『Heaven?』の視聴率が急降下したのは「可愛くない」からなのか?

【この記事のキーワード】

『Heaven?』の石原さとみは誰がやっても叩かれるキャラ?

 そんな石原さとみだが、『Heaven?』で演じている役柄には、今ひとつだという感想が集まっているのもひとつの事実ではある。

 毎年のように連続ドラマに主演し、ファッションアイコンとして女性からの支持も厚い石原さとみだが、10代の石原さとみは押しも押されもせぬ“清純派女優”でありながら今ほどの存在感はなかった。

 当時、『WATER BOYS2』(フジテレビ系/2004年)や『H2~君といた日々』(TBS系/2005年)といった青春・学園作品でヒロインを演じていたが、“女子の憧れ”というよりも“真面目な優等生”で、野暮ったい印象が強かったのである。

 しかし年月が流れ20代半ばを迎えた石原さとみは、ファッション雑誌などで行われる“なりたい顔”ランキングで常に上位に選ばれる存在になった。美容雑誌の表紙にも度々登場するようになり、ドラマ出演の度に彼女のファッションやメイクに注目が集まる。

 演じる役柄にも変化が生じ、『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)や『ディア・シスター』(フジテレビ系)では周囲を翻弄させる小悪魔な女性を演じ、石原さとみの可愛らしさを世に知らしめた。

 さらに、『5→9〜私に恋したお坊さん〜』(フジテレビ系)では英会話講師、『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)では校閲者、『アンナチュラル』(TBS系)では法医解剖医など仕事に邁進する女性を演じ、いずれも好評を得ている。“可愛い”だけが彼女の魅力ではないことは確かだ。今後は母親役などを演じる機会も増えていくだろう。また、グッと抑えた演技の石原さとみももっと見てみたい。

 『Heaven?』では美人で派手なワンマンタイプの女性で三流ミステリー作家、というアクの強すぎる役柄。そもそもこうした高飛車な印象を与える役でも好感を得られるのは、そのキャラに「仕事ではめちゃくちゃ有能で頼れる」などの側面があればこそで、誰が演じてもやや叩かれるかもしれない。

1 2

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。