佐野SAの営業休止と再開、問題は「ストライキした従業員」ではなく経営者側にある

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 また、8月16日、昼の「ANNニュース」(テレビ朝日系)でも、ストライキが起きた背景には一切触れず、「前日までストライキが起きたことで閑散としていた売店が、本日から営業を再開された。フードコートでは名物の佐野ラーメンの提供も再開された」と、営業再開を前向きに報じた。

 さらに、同番組内で岸社長は「新たな思いで頑張ってやります」と“抱負”を語っており、ストライキの背景にある従業員の不利益を鑑みない“企業・消費者ファースト”な内容だった。

 この報道に対し、ネット上では「ストライキ中に別の従業員を雇用して営業を再開するという明らかなスト破りを好意的に紹介するテレビ朝日、率直に言って最悪」、「これ社長によるスト破りだよね?一言も触れてないのなんなの?」と批判的な声が相次いでいる。

 NHKやテレビ朝日などの大手報道機関が、この佐野SAの状況を伝えるにあたって「ストライキ」や「スト破り」に言及しないことは強い違和感を与える。

 ストライキは労働者なら誰でも有している権利である。従業員のワガママなどではなく、経営者への抗議なのだ。正確な報道が望まれる。

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