宮迫博之は「子ども食堂」や清掃活動、田村亮は介護へ? ボランティアを“禊”扱いする違和感

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EXIT兼近「ボランティアは禊のためのものじゃない」

 タレントが自発的にしていることなのかもしれないが、所属事務も不祥事を起こしたタレントにボランティアを勧め、メディアもそれを好意的に扱う。しかし、不祥事の“禊”のような形でボランティア活動や介護の仕事を始めることへの違和感もある。ボランティア活動が反省の証のように扱われることは、まるでその活動自体が一種の“罰”のように見えてしまうからだ。現場で働く人や介護職を専門とする人々への誤解も生みかねない。

 そのような違和感を表明する、吉本興業の芸人もいる。

 今月17日、お笑いコンビEXITは「EXIT早朝Fes.2019~オールナイトはもう古りぃ。朝からションテンガルアーで心も渋谷もキレイにしちゃってチャRadio体操ぶっかまし!YURIKAGOからHAKABAまで集まっちゃいまSHOW TIME!~」と題したイベントを東京・ヨシモト∞ホールで開催した。

 イベントは朝の8時からスタートし、ネタの披露やトークなどが行われたが、開演の1時間前には、自由参加でEXITと共にごみ拾いをする企画が設けられていた。EXITは昨年も、同様の企画を実施していた。

 兼近はボランティアでごみ拾いをすることについて、以下のように語っていた。

<子供もめちゃめちゃ来てくれてうれしかったです。大きくなったときに自発的にゴミを拾ってくれるんじゃないかな>
<「ボランティアは禊のためのものじゃない」ということは伝えたい>

 きっかけは何であれ、「ボランティアに参加することは良いこと」との意見もある。人手が足りない現場などでは、理由など関係なく、参加者が増えるだけで助かることもあるだろう。

 しかし少なくとも、ボランティアは誰かの罪滅ぼしをするための道具ではない。不祥事を起こした芸能人がボランティアに参加し、それをマスコミが積極的に美談として取り上げることは、やはり違うのではないだろうか。

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