と、ここまでは笑いながら聞いていたんだけど、そのうちに突然の大胆告白が始まって。
「うちの両親が結婚したのが東京オリンピックの年で、1964年だったんだよね。ってことはね、来年は2020年東京オリンピックでしょ。だから俺……結婚しようと思うんだ。アツ、どう思う?」
いやいや、どう思うって言われても「どーぞどーぞ」としか言えないじゃない? もう絶対にからかわれているとは分かりつつも、話に乗ってみたわけ。「結婚相手はもう決まったの?」の問いには「うーん、それはまだだけど」と煮えきらず。ホントか? 「ファンの人は俺が結婚したら、実際どう思うのかな?」とちょっぴり心配していたから「確かに吾郎ちゃんが結婚したら悲しむかもね。でも結婚して、吾郎パパになる姿も見てみたい」のも本音だと伝えたの。
そう言うと「そっか。俺も結婚はしてみたいと思ってる。両親と同じように東京オリンピックの時に結婚するってよくない? 運命を感じるんだけど」とのことで、もう意外と本気なのかしら? 「じゃあ、仮に今はまだ運命の人が現れていないとして、どんな女性がいいの?」と聞いてみたら、話はさらに盛り上がって。
「自分にないものを持っている人がいいな。この間『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)にゲストで来てくれた書家の女性も素敵だったな。ほら、俺って字が汚くて昔からコンプレックスがあるから。知ってるでしょ? 美しい文字を書く女性を見ていたら、もうそれだけでドキッとした」
20年以上、吾郎ちゃんを身近で取材してきた身としては「やっぱり吾郎ちゃんのお相手は、綺麗でスタイリッシュで、何かの才能に恵まれた“特別な女性”がいいなぁ。優しくて癒してくれるんだけど、時にしっかり叱ってくれるような。結婚に反対はしないし応援するけど、長年ずっと応援してきてくださったファンの皆さんが納得するような、そんな人が希望」と贅沢な理想を言ったら、「それが理想のお相手? 何かものすごく大変そうじゃない?」と笑っていたけど。でもやっぱりね。吾郎ちゃんの運命の女性には、あれこれ注文つけたくなっちゃわない?
そんなこんなで「じゃあ、例えば具体的に誰がいいと思う? 今まで共演した人の中では誰かな?」と言うので考えてみたんだけど、いろんな人をツラツラあげているうちに「真飛聖さんは?」という話になってお互い「いい! いい! 決定!」と大盛り上がり。真飛さん、勝手に理想の結婚相手にしてしまって申し訳ありません。というのも、真飛さんとは今回の舞台のパルコ劇場などで行われた2012年バージョン『恋と音楽』で共演されているのよね。謎の女を神秘的に演じられて、吾郎ちゃんをすっかり魅了していたことが本当に印象深いの。もう「今すぐ真飛聖さんに告白してきたらいいのよ!」と妄想話が尽きなかったわ。真飛さん、重ね重ねごめんなさいです。
吾郎ファンの皆さん、そして真飛さんファンの皆さん、あくまでも「夏の終わりの妄想恋物語」なので、どうぞお許しを。でも吾郎ちゃんの“東京オリンピック婚”にアツは賛成なの。余計なお世話だけど微力ながら後押しできるよう頑張りたいなぁと思う昨今。ま、今はそれどころじゃなくて、目前に迫った舞台のために全力投球している吾郎ちゃんだけどね。
そして来週は、今週だけでは書ききれなかった吾郎ちゃんの今の思いをちょっとご紹介しようかなと思っています。9月4日のジャニー喜多川さんのお別れ会は、ちょうど舞台中で忙しい最中なんだけど、調整中ではあるみたいでね。吾郎ちゃんの最近の姿をアツなりに書いてみようと思いますので、皆さん、どうぞヨロシクお願いしま〜す!
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