木村拓哉がまた「型破りな天才」? ドラマ『グランメゾン東京』のデジャヴ感

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木村拓哉は「型破りな天才」役が多すぎる

 たしかに木村拓哉が今まででドラマで演じてきた役は、型破りな天才やカリスマ的な魅力を持つ人物が多かった。「何をやってもキムタク」「また天才役か」といった揶揄は、木村拓哉が連続ドラマで主演を務めると発表されるたびに繰り返されており、視聴者にも“飽き”が来ているのかもしれない。

 とはいえ、実のところ「天才(カリスマ/型破りな男)が活躍するストーリー」ばかりでもない。カリスマ美容師、一流の外科医、天才物理学者兼アンドロイド、モテモテのやり手事業家、元ホストの脳科学者、型破りな検事、型破りな内閣総理大臣、純粋でまっすぐなパイロット、「maybe」が口癖のアイスホッケー選手などの役を演じてきた木村だが、記憶を失ったコック見習い、民間のボディーガード、わらしべ長者、南極観測隊、華麗なる財閥一家の長男などの役でも好評を博している。

 今年1月に公開された木村拓哉主演の映画『マスカレード・ホテル』でヒロインを演じた長澤まさみは、「ザテレビジョン」(KADOKAWA)に掲載された木村との対談で「木村さんは、朝ドラのお父さん役をやるべきです」と提案していた。

 「朝ドラのお父さん」は、「ヒロイン」である娘を陰ながら見守り、応援するが、父親役であるがゆえ「ヒロイン」と結ばれることはなく、場合によっては物語途中で病死することもある。木村が今まで演じたことのない役どころだ。

 現在46歳の木村拓哉が父親役を演じることは不自然なことではなく、木村自身も二人の娘を持つ父親。そろそろ、「型破りな主役」ではなく「主演を見守る役」にシフトし、新たな一面を見せるのもアリかもしれない。

 なんだかんだ言われても、木村拓哉主演のドラマはここ数年も高視聴率を叩き出している。昨年1月から放送された木村主演のドラマ『BG〜身辺警護人〜』も、平均視聴率は15.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、最高視聴率は最終回の17.3%であった。『グランメゾン東京』も、二桁のラインは死守するだろう。

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