わたしが家族の死をきっかけに“自称・魔女”コミュニティにはまっていたころ

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 お茶会では、恋愛相談を持ち出す魔女がいたら、別の魔女が突然目を閉じ、こうリアクション。

「あぁ……前世で繋がってるね」

 魔女は前世ネタがお好き?

「ほかにはそうですね、『魔女としてあなたを覚醒します』と言って『覚醒の魔女』のところに連れていかれたこともあります。で、周りは「緑の魔女」とか「水の魔女」とかなのに、私は「笑いの魔女」ですって。そりゃ、人を笑わせるのは好きですけど……何だよ、笑いの魔女って!」

魔女として覚醒する?

「結局私が覚醒もしたのかわからないですし、魔法は使えませんし前世も見えません。自称魔女たちの風貌は、極めてパッとしない中年女性で、格好はド派手ではないですが、それぞれがイメージカラーの色にちなんだ服を着ているときがありました。覚醒の魔女はオレンジ。緑の魔女は緑。水の魔女は青。私は? と聞いたら『笑いだから……紫!』なんだとか。いまだに意味がわかりません。友人の自称魔女は『誰の意識にもすんなり入り込める』とか豪語して、トンチンカンな日本語を話す水の魔女でした」

 話を聞いているとどうも、「マインドブロックバスター」なるものが不思議ちゃんスイッチを入れてしまい、魔女ごっこにつながっていったような気配。眼帯をつけて「邪鬼眼が!」とやる中二病の範疇ならほほえましいかもしれませんが、中年女性たちが本気でやっているならちょっと怖い。

フェミニストの私が、魔女になることを諦めた理由

人生唯一の後悔 私はフェミニストになったことを後悔したことは一度もありません。いつもフェミニストになって良かったと思っています。しかしながら、ど…

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わたしが家族の死をきっかけに自称・魔女コミュニティにはまっていたころの画像2 ウェジー 2018.04.10

 でも「●●の魔女」なんて言葉を聞くと、ホラー映画育ちとしては、やや魔女の間抜け感が否めない映画『サスペリア』が頭に浮かび、好感度が上がってしまいました。ただ、それにお布施を要求されるのは、もちろん勘弁。この魔女ごっこ、最近ですと「龍に呼ばれてこの地に来た」とか、「宇宙とつながり、自分が人々を地震から守っている」とかいってる界隈も、きっと同列ですよね。

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