坂口杏里が逮捕「元カレにタクシー代返してと」 いたずらに尊厳傷つける報道も

文=wezzy編集部
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「報道による不安」で再犯、再逮捕されたマラソン女王

 かつて“マラソン女王”と呼ばれた原裕美子さんは、現役時代に厳しい体重制限が課される中、摂食障害を発症し、のちに万引きを繰り返すようになった。2017年11月、宇都宮地裁足利支部で執行猶予判決がくだされたが、そのわずか3カ月後、つぎは群馬県太田市のスーパーでキャンディ1袋など3点、販売価格計382円を万引きして再び逮捕起訴された。

 彼女は前橋地裁太田支部で開かれた公判で、前回の宇都宮での逮捕のときに感じていた大きなストレスのひとつが「報道による不安」だったことを明かしている。

「自分のことが大きく報道され、すごく不安な毎日を過ごしていました。知られているのはわかっているけど、それでも隠したかった自分がいて、怖いと感じながら日々を過ごしていました」

 と、万引きでの逮捕が報じられ広く知られてしまったことが、大きく心にのしかかっていたのだという。

 だが、太田市の事件での逮捕ののち、彼女はマインドを切り替えた。自身が万引きをやめられない「クレプトマニア」であるという事実を受け止め、進んでメディアの取材をうけることにより、メディアを通じて自分の思いを広く伝えようと考えるようになったのだ。

 ジョブチェンジのたびにネットニュースや夕刊紙に取りざたされ、注目を浴びてきた坂口容疑者。『杏里爆発』というバンドも結成し、活動を始めていた。だが自分がこれから何をしていきたいのか、どういったことで注目されたいのか、彼女自身が熟考しなければ、トラブルが続いてしまう懸念がある。

 本来ならまず、彼女が考えをまとめるための助言やサポートがあってしかるべきだ。原さんに寄り添い続けた両親のように、坂口容疑者にも、彼女を見守り続ける存在が必要だろう。芸能事務所を辞めて以降、彼女が周囲に迷惑をかける「困った人」であるという認識は広まっていたが、彼女自身がどうすれば安全に生きられるのかわからず「困っている人」であるという見方はあまりされていなかったように思う。

 庇護者であった母を失って6年、年齢的には一人前の大人といえる年であっても、彼女はまだ一人で自立できる段階にはないだろう。おそらく今回の逮捕により弁護士が公的支援への接続を促すと思われるが、メディア側もいたずらに彼女の尊厳を傷つけるような報道は控えたい。

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