ワンオペ育児なのに39度の熱と吐き気が4日以上…SOSを出した相手は

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「電車内で立っていられないほど、吐き気がして具合が悪くなってきたんです。周りの人が驚いて席を譲ってくれ、アクエリアスを飲ませてくれたりして。よほど異常だったんでしょうね。駅につくと、車掌室で休むよう言ってくださったんですが、その頃には落ち着いたので、予定通り仕事に向かいました」

 ついつい無理をしてしまう性格もあるのだろう。あるいは持ち前のプロ意識のおかげだろうか、驚くことに撮影中は一度も具合が悪くならず、撮影は無事終了した。

 しかし夕方、帰宅してみると、再び40度の高熱に。ガタガタと悪寒に震え、ガチガチと歯がなった。とても子供を迎えにいける状態ではなかった。

「これはだめだと、普段から仲良くしているママ友2人とのLINEグループに『どうしようもなく具合が悪いからお迎えを頼めないでしょうか?』と入れたら、すぐに一人が返事をくれて。その日は、息子の学童と娘の保育園両方にお迎えに行ってくれて、そのうえ子どもたちをご自宅に泊めてくれたんです。本当に助かりました」

医者の父に相談すると「腎盂腎炎かも」

 その夜 、震えながら、北海道に住む父に電話をすると、医師である父はすぐに病院に行くように告げた。

「『症状からいっておそらく腎盂腎炎だろうから、すぐに内科に行け』と言われ、翌朝慌てて近所の内科へ。尿検査をすると、ブラッドオレンジジュースのような色でした。その頃にはすでに入院を勧められるほど悪化していました」

 腎盂腎炎は、多くは尿道から細菌が入り込み、腎臓にまで炎症が及んでおきる疾患だ。女性が罹りやすく、膀胱炎を繰り返す人に多く発症する傾向があるが、山本さんはこれまで膀胱炎の経験もなかった。

「ストレスなどで免疫力が低下しているとなりやすいと言われましたが、そのときはそれほど忙しいということもなくて、本当に寝耳に水といった感じでした」

 本来ならば入院して抗生剤の点滴が必要だったが、幼い子供を二人抱えているため入院せず、自宅で安静にしながら毎日通院することになった。

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