バービーは「ブス自虐」をしない! いじり・いじられなくても面白くカッコいい笑いは出来る

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 これには武田も「一本取られた」といった反応だったように見受けられた。

 そして何よりバービーは、ポジティブに今のお笑い芸人界隈を捉えている。価値観をアップデートさせているのは若手芸人だけではないのだという。

<私よりも年上の、芸歴の長い方たちとかが、なんでこの新しい感覚にフィットできるんだろうっていうぐらい変わっていっています。難しいなって思うようなこの価値観をすごい敏感に察知して合わせていっているのを見ると、うわあ、すごいなと思いますよね>

バービー「私は違う価値観で生きてるから、別にいいや」

 バービーは、女性向けコミュニティサイト「She is」が掲載した、ガールズバンドのCHAIと黒沢かずこ(森三中)との鼎談記事(2017年11月10日付)で、故郷に言及。北海道夕張郡という、のどかな、言い換えれば、なにもない街で育ったことが、いまのような価値観を育む要因になったのではないかと自己分析している

<私はすごく田舎で育ったから、人も少なくて、誰かと比べるっていう概念自体がそもそもなかった。そんな風に、外見がコンプレックスになり得る環境じゃなかったから、東京に来て初めて、男の人の『ブスは黙ってろ』的な雰囲気とかを感じて、『そっか! ブスなんだ!』ってなったの(笑)。外見ひとつで、しゃしゃり出ちゃいけないと思われる社会なんだなって。だけど、それはこの場所での価値観であって、私は違う価値観で生きてるから、別にいいやって>

 また、ハイファッション誌「Numero TOKYO」2019年1・2月合併号(扶桑社)における峰なゆかとの対談でもやはり、バービーは自虐に一切走らない。<恋愛対象以外からの支持はいらないって思ってる><感性でわかってくれる人だけでいいって思ってる。混沌としたモテ市場では戦ってないし、一本釣り~>と、“空気”に左右されない恋愛観や高い美意識を披露。

 同時にバービーは、女性“ならでは”とされるマウンティングや熾烈なバトルにも俯瞰的だ。ヒエラルキーが気になってしまうという峰なゆかに、<(女性間の)ヒエラルキーは基本的に無視してる(笑)><私たち年も重ねてきたし独身で好きに生きてるし、ヒエラルキーから抜けていいんだよー!って叫びたくなる(笑)>とエールを送っていた。

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