バービーは「ブス自虐」をしない! いじり・いじられなくても面白くカッコいい笑いは出来る

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 『ACTION』でバービーが語っていたような、「外見ひとつで、しゃしゃり出ちゃいけないと思われる社会」に対して「私は違う価値観で生きてるから、別にいいや」と宣言する流れは、生まれ育ちや世代に関係なく多くの人々で共有され始めている。空気やヒエラルキーを気にして萎縮したり、優位を誇示したりする行動は、端的に「ダサい」のだ。

 バービーはテレビという影響力の強いメディアで活躍する芸能人だ。もちろん彼女はそこにおいて演者であり、作家や演出家、他の演者と共に番組を制作するよりほかない。けれど彼女はこれまでも、メディアを通じて自分の価値観を発信してきた。いじり・いじられなくても、人を無闇に傷つけないように注意深くネタづくりをしても、面白くカッコいい笑いは出来ることを、彼女自身が証明している。

 テレビが届ける笑いのスタンダードが「相手のもつ差異をいじって嘲笑うことは楽しい」というものから、「お互いの違いを尊重し合い、嘲笑しない」という方向に変化することは、そこまで難しいことではないのかもしれない。

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