木村拓哉からの伝統? ジャニーズアイドルの取材現場は全員パンツ一丁

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インタビュー音源は「誰にも聞かせない」という約束

 でね、撮影合間にもインタビューはするんだけど、撮影後はグループ全員での対談もあるから個人インタビューも時間との戦いなの。大きい声じゃ言えないけれど、アイドルくんたちはインタビューの間、衣装を汚すことを恐れてか、ほぼほぼパンイチというお姿!

 夏でも冬でも年がら年中パンツ一丁。「風邪引くよ~」なんて言うんだけど、彼らの同意は得られず。木村拓哉さんから始まってのジャニーズのパンツ事情、アツはかなり詳しくなっちゃったかも。皆さん引き締まったいい体をしてらっしゃるから素敵なんだけど、こっちも一応インタビューで忙しいし、だんだん見慣れてきちゃって、今じゃ洋服を着ていると「どーしたの?  具合でも悪いの?」なんて聞いちゃうぐらい。ヤダ、慣れって怖いわぁ。

 インタビューもその時々に応じていろんな場所で行うんだけど、たまにメイク中にインタビューする時があるの。今はICレコーダーの性能もいいから音声が拾えるけれど、ちょっと前はドライヤーの音に音声がかき消される時もあってね。誰がドライヤー時間が長いって、皆さんのご想像通り、そう、御明答の稲垣吾郎さんです。

 もう吾郎ちゃんったら1時間近くガーガーワーワー(ワーワーは言わないか)ドライヤーをかけてるから、怒鳴り合い状態でインタビューしていたことがあって、後で聞き直したらなーんも聞こえなかったなんて時も。やっぱり場所は大事だからだいたいは楽屋で聞くことが多いかな。

 でも基本、アツの場合はタレントさんと1VS1のタイマンでのインタビューが多いの。というのも「ちゃんと話したいから」というタレントさんもいて、いつしかマネージャーさんも誰も付けずにインタビューをするようになっちゃったのよ。吾郎ちゃんなんかは「周りに人がいると、何か落ち着かないから」っておっしゃるしね、そのわりによく言い争いをさせていただいておりますがぁ(笑)。

 タレントさんとアツとICレコーダーの三者面談でインタビューして、インタビュー中に「このページはこんな感じの構成にするね」という打ち合わせもご本人と。よくライターさんがインタビューする時、編集者が隣りにいてICレコーダーを二台回す場合があるんだけど、アツの場合は説明通り編集者も立ち会わず。

 また、たとえ編集者のICレコーダーがなくても、ライターさんが撮った音源を後で編集者に送るというのが普通なんだけど、アツはそれもナシなの。タレントさんとの「この会話は誰にも聞かせない」という約束の元、音源は誰にも渡さないルールになっているのね。

 もちろん編集者には「こんな感じの内容だよ」という話はするけれど、タレントさんの「この場にいない人に音源だけ聞かせるって何かイヤだ」という思いはごもっともだし。ナイショ話っぽいけど、信頼関係の元、インタビューを行います。ゲラチェックもないから、アブナイ内容が飛び出した場合は本人と直に「この発言はちょっとないかも。どうする?」と相談したり。

 嘘を書いたらファンのみんなには「〇〇くんはこんなことは言わない」ってすぐ分かっちゃうし、読者の皆さんに少しでも何かが届けられるよう、まだまだ勉強不足だけれど、それなりにちょっと頑張ってインタビューしているつもりなの。

 もちろんインタビューするまでには、そのタレントさんが出演しているドラマや映画や舞台のレッスン場やロケ場所にも足繁く通うし、いつもみんなから「お前の顔、毎日見てるような気がするわぁ。親や友達より長い時間いるよな」とイヤそうに言われるのが常だけど、距離を縮めるためにはそんなこともしてみたり。猛暑だろうと厳寒の中だろうと、早朝だろうが真夜中だろうとイケイケどんどんガムシャラにロケに突撃も。とにかく微力ながらあの手この手で仲良くなるべく、あっちへこっちへと奔走するの。毎度しつこくて申し訳ない!

 まぁ中にはなかなか心を開いてくれない人もいるけど、それはこちらの努力不足もあるのよね。

 一方、「元々、取材が嫌い。俺のことはいいじゃん」ってハッキリ言ってくる人も。それは逆にもう潔いし、ギリギリまで粘るけど仕方ないかなぁって諦めることもあるわ。でもね、インタビュー後、原稿を書く時に改めてICレコーダーを聞き直すんだけど、ど~んよりした空気までキッチリ再現されていて、なお一層ヘコむ時もしばしば。なかなか難しいのよね~。

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