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氣志團万博の開催決定に台風被害の千葉住民から「どうか延期してほしい」と切実な声

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「氣志團万博」ホームページより

 人気ロックフェス「氣志團万博」が、予定通り今月14日と15日に千葉県・袖ヶ浦海浜公園で開催することが発表された。

 しかし、袖ケ浦市は今月8日の夜から9日の朝にかけて関東を横断した台風の影響で、断水、停電といった被害がでていることから、フェスの予定通りの開催には「不謹慎だ」という非難の声も相次いでいる。

 「氣志團万博」を主催するロックバンド・氣志團のボーカル綾小路翔は11日、Instagramを更新し、「氣志團万博」は予定通りに開催すると宣言した。当然、開催するかどうかを迷ったというが、氣志團を結成した地でもある地元・千葉県に「活力を与えたい」という気持ちから開催に踏み切ったという。また、袖ケ浦に住む“大親友”からは「俺らの街に来てくれる人達には、遠慮なく楽しんで貰いたいよ!」との言葉をもらったそうだ。

 開催を宣言した翌日には、「氣志團万博2019にご来場のみんなへ、綾小路 翔からのお願い」と題し、来場にあたっての注意事項を掲載。「氣志團万博会場内・ホテル以外では飲食物をなるべく買わないようにする」「車で来る人は各々の出発地で給油する」「会場では募金活動を行う」などを明記した。

 「こんな時こそ楽しみが必要」と開催を歓迎する意見もある一方、コメント欄には「千葉県内には今も停電、断水、電話不通で非常に困っている地域がある」「会場で使う人、物、電気を鋸南や館山に譲ってほしい」と、開催見送りを嘆願する声も寄せられている。

 「氣志團万博2019」に参戦予定だったが、被災したため行くことはできないという地域住民の切実なコメントも目立つ。「被災から数日経ち、地元住民は疲労とストレスのピークです。お願いなので地元住民の生活の保証と復旧を最優先にしてください」「食べて、飲んでがままならない私たちにとっては怒り・不満しかないです」等、なんとかして開催時期を延期してほしいという声は大きい。

 袖ヶ浦市は現在も被害が続いている地域だ。音楽で元気づけたいという気持ちに嘘はないだろうが、電気も水もなく携帯電話もつながらない状況が何日も続き、車中泊で疲労困憊の被災者たちにとって、今は音楽どころでないというのもわかる。一方で、音楽フェスもビジネスであり、多くのスポンサーが絡む。綾小路翔の一存で延期や中止を決定できるものでもないだろう。

 開催が決定している以上はせめて、参加者にはくれぐれも、綾小路翔が出した以下の注意を徹底して守ってほしい。

・現地では氣志團万博会場内・ホテル以外では飲食物をなるべく買わない
・会場付近のガソリンスタンドで給油しない
・渋滞を発生させないよう、時間に余裕をもって行動する
・信号機が点灯していない可能性もある。安全運転を
・懐中電灯の持参
・徒歩・自転車で来場する際の道順は、HP上のアクセス通りに(住宅街に侵入しない)
・場内で発生したごみは場内のゴミ箱へ
・退場後に発生したごみは必ず持ち帰る
・会場外で大声を出さない

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