
紗栄子Instagramより
千葉県南部を中心に広範囲に被害をもたらした台風15号。関東横断から1週間以上が経った現在でも、千葉県では停電が約4万7100戸、断水が約8500戸で続いている(18日正午時点)。
非常事態に置かれた被災地の地域住民を助けるべく、タレントの紗栄子が大活躍している。紗栄子は17日にインスタグラムを更新。台風で被害を受けた千葉県市原市「市原ぞうの国」へ、支援のために立ち寄っていたことを明かした。
「市原ぞうの国」には、13頭のゾウをはじめ約100種類、400頭(羽)の動物が暮らしている。今回の台風によって数日間の停電が続いており、12日には公式Facebookで<動力の発電機が壊れそうです。カバ、アザラシ、カピバラ、ペンギンのプールに水を入れれません!助けてください!>と助けを求めていた。
このSOSを受けて、紗栄子は現地に急行していた。
<千葉の被災地に入って2日目の13日に、こちらにも立ち寄らせていただき救援物資をお届けしました>
現地では、ゾウの食料が足りていないことを知り、紗栄子は知り合いの会社に連絡して支援を要請したという。一般の人々からも支援物資が続々と到着していたことを報告し、<皆様のご支援ご協力により、象さん始め、園内の動物たちもこの非常事態を乗り越えることができ、本日より通常営業で再開しているみたいです!!ぞうさんショーも始まったみたいで、象さんが書いた『ガンバレ、ガンバル』のメッセージが園のかたから送られてきました!!>と綴って、ゾウと触れ合うツーショット写真をアップした。
インスタを介して情報収集、被災地へ物資を届けに
紗栄子は、今回の台風直前にも、豪雨で被害を受けた佐賀県でのボランティアに奔走していた。
12日、都内に帰ってきた紗栄子は、千葉の台風被害の大きさにショックを受けたという。同日のインスタグラムでは、<個人で出来ることは微々たる力ですが、私も自分にできることを探して動きたいと思います><千葉のみなさん、現状を教えてください>と綴り、コメント欄を介して現地の被害情報の収集をスタートさせていた。
翌13日、紗栄子はさっそくインスタグラムで<ただ今、千葉県鋸南町に物資を届けに行って参りました>と進捗を報告。<今必要とされているものはお水などの飲料水、大人用と子供用のおむつ、トイレットぺーパーや体拭きシートなどと伺いました>とし、約950字にわたる長文で、被災地の現状を仔細にレポートしていた。
インスタグラムを駆使した紗栄子の被災地支援に、ユーザーから「リアルな被害情報をありがとうございます、シェアさせていただきます」「ただ物資を送るだけでは迷惑になることもあるので、必要な物を知らせてくれるのはありがたい」「さすが紗栄子さん、被災地支援に慣れてる」などと賞賛のコメントが続出している。まさに「セレブそのもの」といえる活動だ。
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