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吉岡里帆に「勉強あまりしなそう」と嘲笑 貼りつけられた“女に嫌われる女”の嘘と演出

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吉岡里帆Instagramより

 3日放送された『FNSオールスター秋の祭典 新ドラマ対抗“生”クイズバトル! メジャーランド』(フジテレビ系)に吉岡里帆が出演。番組では、吉岡里帆に対するネガティブなイメージを紹介するシーンがあり、視聴者の間で物議を醸している。

 同番組では、街頭インタビューVTRを通じて出演芸能人たちの世間的なイメージを紹介し、本人がそれを推測するというコーナーがあった。吉岡里帆には、とりわけ不躾な意見が目立っていた。

「牛肉と豚肉の違いがわからなそう」
「勉強あまりしなそう」
「漢字が分からなそう。ぎょうにんべんとにんべんの違いが分からなそう」
「宇宙人と交信してそう。『私、ナントカ星から来た~!』みたいな(ことを言いそう)」

 こんなふうに、嘲笑交じりのコメントが続々と紹介されたのだった。ちなみに、上記はすべて一般女性がカメラに向かって喋った意見だ。

 吉岡はVTRを見ても気丈なリアクションを取っていたが、これほど悪しざまに言われて傷つかないはずもない。共演者の吉沢亮はすかさずフォローし、「彼女はめちゃくちゃしっかりしてます。言葉遣いもしっかりしてますし」とコメントしてその場の変な空気をおさめたのだった。

 吉岡本人は、「世間の方の『宇宙と交信できそう』とかっていうのは意外過ぎて、そういうふうに見られるのも悪くないなと思いました。嬉しかったです、いろんなイメージがあって」と殊勝なコメントをしていたが、その表情はどこか冴えないように見えた。

“女に嫌われる女”は本当なのか?

 そもそも、芸能人に対する大衆の一方的な“イメージ”は誤解を含んだものであることは明らかで、さらにその中でもネガティブな意見ばかりを本人にぶつけて反応を見る、という演出はバラエティにしても悪趣味極まりない。

 同じコーナーで、小池徹平のイメージについて「闇が深い」「亭主関白」、新木優子のイメージについては「家ではおっさん」「元カレを忘れられなさそう」などと散々だったが、たとえば新木優子に対しては、街頭インタビューVTRを介して女性ファンの好意的な意見も多く紹介されていた。そのせいか、吉岡里帆に対する世間のネガティブな意見がとりわけ印象的づけられていたのだった。

 一部ネットニュースでは、同番組での吉岡里帆についての一幕を「あざといキャラのせいで辛辣なコメントが続出した」と、吉岡自身に責任があるかのように書き立ててもいる。

 吉岡里帆はやたらと“女に嫌われる女”の代名詞のような扱われ方をしているが、本当にそうなのだろうか? 吉岡のゴシップ記事でよく引き合いに出されるのが、日清食品「どん兵衛」のCM。キツネに扮した吉岡の演技に女性視聴者がザワつき、「男に媚びてる」「あざとい」とバッシングの大合唱――といった具合だ。

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 しかし吉岡里帆は本当に“女に嫌われる女”なのだろうか。たとえば女性向けネット掲示板のコメントを覗いてみると、異なる印象を受ける。前述した番組に対するコメントを下記に抜粋したが、吉岡に寄り添い、番組への不快感を露わにする意見も多く見られている。

<インタビュー酷すぎない? いじめみたいに見える>
<ラジオ聴いてると里帆ちゃん全然バカっぽくないよ。すごくしっかりした人だと思うけど>
<吉岡さんを好きか嫌いかは、好みの問題だからそれぞれあっていいと思うけど、こういうアンケートって視聴者も愉快な気持ちにはならない>
<どういう意図で吉岡里帆をバカにするコメントばっかり編集したんだろうね。悪意を感じるわ>
<全然共感できないピントのズレたコメントばっかりだった。そもそもこのクイズのルールもわけわかんなくてほとんど成立してなかったような……どうしようもないなって思ってチャンネル変えたよ>

 吉岡里帆に“女に嫌われる女”というレッテルを貼っても、誰にも何のメリットもないと思うのだが、なぜゴシップのネタとして叩きやすい対象にされているのか、さっぱりわからない。誇張や演出で“女に嫌われる女”という事実と異なる存在にされた吉岡が気の毒なだけでなく、ただただ気味の悪い現象に寒気がする。

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