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Kis-My-Ft2北山宏光の努力と気遣いに感嘆!役者としての輝き

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 10月9日に放送開始したKis-My-Ft2北山宏光さん主演のドラマ『ミリオンジョー』。放送枠はテレビ東京の「ドラマパラビ」枠(水曜深夜1時35分)で、ネットの動画配信サービス「Paravi(パラビ)」ではなんとすでに全話先行独占配信中です。

 撮影はすでに終了しているそうですが、収録現場での北山宏光さんの様子をアツがお届け!

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 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

「あれ、ミツってこんなにイイ声だったっけ?」と、今さらながら改めて思った真夜中。何でそう思ったかと言うとKis-My-Ft2の北山宏光くん主演作『ドラマパラビ「ミリオンジョー」』(テレビ東京系)を見ていたから。

 ドラマ冒頭、ナレーションを聞いた時点でもうウットリ聞き惚れちゃって、すぐにミツ命の先輩記者にLINEを送ると「今頃?  遅すぎる~」って怒られちゃった。ミツとはCDデビューのずっと前、キスマイ結成時から長く深~い取材をさせていただいてきた仲だと言うのに面目ない。

 そりゃメインボーカルを張る声だしスキルが高いのは知っていたけど、ドラマについ引き込まれるあのナレーションは本当に秀逸。普段の話し方やトーンは全然違うんだけど、時にメンバーの藤ヶ谷太輔くんと歌声が「リンクして似てくる」と評されるミツだけど、ホント今頃になって気づいてごめんね。ナイスボイスだわ!

「北山くんは演技の幅が広い」

 というわけでお詫びも兼ねて、今回はドラマ『ミリオンジョー』についてのお話です。みっくんファンの皆さん、ご覧になりましたか?  ミツのテレビ東京初主演ドラマのこの作品は、十口了至原作、市丸いろは漫画による同名作をドラマ化したもので、人気コミックサスペンスなの。

 ミツが演じるのは、「週刊少年グローリー」という漫画雑誌の編集者で、大ヒット連載中の漫画『ミリオンジョー』を担当する呉井聡市。大人気の連載を持ってる身なのに、やる気どころかひとかけらの愛情もないダメ編集者ながら、元は漫画家志望。締切り前になると様々な言い訳をしてバックレようとする『ミリオンジョー』の作者・真加田恒夫(三浦誠己)に辟易しながらボ〜っと担当を続けていたある日、何と真加田が急死してしまい事態は急変。連載の打ち切りだけは阻止したい呉井は、悩んだ末に作者の死をひた隠しにし、連載続行を試みるという奇想天外なストーリー。

 情報解禁前、「ドラマが決まった。不思議で、もの凄く複雑な面白いキャラクターだよ」と教えてくれたミツ。久しぶりのドラマは今やノリに乗ってるテレ東の深夜ドラマ。業界では「今一番刺激的で攻めてるのがテレ東深夜ドラマ」と言われるほど注目されている枠なの。毎週水曜深夜の1時35分スタートとなるとリアルタイムでは見られない人も多いかもしれないけれど、真夜中ならではのノリもあって「一度見たらクセになる」こと請け合い。

 ミツ演じる呉井のグータラっぷりが冴え渡っているけど、撮影は蒸し蒸し酷暑の夏真っ盛りに行われていてね。というのも、10月11日からミツの主演舞台『THE NETHER』がスタートするため、早めの撮影になったのよね。舞台でも強烈なキャラの主人公を演じるんだけど、その直前にこの呉井という何だか掴みにくい男を演じることになって戸惑いもあったんじゃ?

 本人に聞いてみると、「思ったより複雑怪奇な男なんだろうなと、演じていくうちに思い始めて。でもオファーをいただいてまず最初にしたのは金髪にした事。監督やスタッフと髪型はどうしようかと話し合って。でも俺の中では金髪かなってピンときていて」と、大変身の理由を明かしてくれたわ。だけどただ金髪にしただけじゃないのがミツの凄さ。「呉井はズボラな性格だから、根元は黒っぽいんじゃないかと思ったんだ。そこはちょっとこだわったかな」って。何しろどんな役でもとことん掘り下げて掘り下げて演じてきた彼だから、呉井についても「実は考え抜いた」そうなの。

 今までもドラマデビュー作となった2011年の『美咲ナンバーワン!!』(日本テレビ系)や、最終回だけゲスト出演した玉森裕太くん&たいぴーの主演作『美男ですね』(TBS系)、たいぴーと共にレギュラー出演した『ビギナーズ!』(TBS系)、香取慎吾くん主演の『幽かな彼女』(フジテレビ系)、主演作の『裁判長っ!おなか空きました!』(日本テレビ系)、最後まで展開が読めずスリリングだった『家族狩り』(TBS系)、『サイレーン 刑事✕彼女✕完全悪女』(フジテレビ系)等など、また主演映画『トラさん〜僕が猫になったワケ〜』もしかり。

 サスペンスだろうとコメディーだろうとどんなジャンルであれ「原作があればもちろん寄せる。でもそこに少しだけ"北山宏光というフィルター"をかけさせてもらって、僕なりのキャラクターに仕上げたい」との熱い思いがあるのよね。

 努力している姿は極力見せないようにしているけれど、リハーサルなんかで見るミツはいつも真剣そのものだし、監督に「こうしてみようかなと思って」等とアイデアを出しつつ、あらゆる引き出しから次々と作り上げたキャラを引っ張り出してきて、あの福田雄一さんも「北山くんは演技の幅が広い」と絶賛していたしね。

 そうそう、福田さんとは『裁判長っ!おなか空きました!』でガッツリ向き合って仕事をしていたけど、あの時も死ぬほどの長ゼリフを毎日たった一晩で覚えてきて、リハから全力投球で何種類もの演じ方で見せてくれて、毎度なかなか厳しい判定を下す福田さんも「北山、スゲーな」って感嘆して大笑いしていたもの。

努力家で気遣い屋でしっかり者の北山宏光

 主演ドラマと主演舞台というふたつの大役を抱えて、その他にももちろんコンサートやレギュラー出演の番組収録をこなしながらの超ハードスケジュール。しかも撮影はミンミンと激しく蝉が鳴く真夏。ちょっとロケに立ち会っただけで暑くて倒れそうだったのに、ミツ本人は涼しい顔で、何か納得いかなかったのよ。「何なの、その余裕は?」と聞いてみたら「逆だよ、逆。暑さを感じている余裕もないんだって」なんて言ってたけど、ミツはいっつも「余裕なんてない」と言いつつも課題を完璧にこなしていく男なの。

 福田さんのしごきだってへっちゃらだったし、例えばダンスレッスンで怖い怖いダンス指導者にめちゃくちゃ怒鳴られても絶対に挫けず負けず、逆に「この時の足の重心はどこに置けばいいですか?」、「この振りの腕と首の角度は?」と事細かにガンガン質問攻めにして、あのコワモテの有名ダンスティーチャー・S氏をビックリさせてた男だもの。目の前の課題が大きければ大きい程、メラメラと燃えあがちゃうミツ気質があるのよね。

 とはいえ撮影現場ではスタッフに「痩せた?  暑くても食べなくちゃダメだよ」と気遣ったり、取材カメラマンがガッツリ付きまとって四六時中、張り付いていてウザイだろうに、どんなに疲れていてもシャッターチャンスを作ってくれたり、最悪の酷暑でも痩せなかったアツには「うん、大丈夫そうだな」って。オ〜イ、忙しいのによく見てるのね。ハイハイ、ちっとも痩せずにごめんなさいよ〜。

 その一方で監督とは常に話し合ってお互いの意見を出し合い、モニターチェックをしつつ冷静な目で自分の演技を見つめて……。人気作者が亡くなった場面に出くわしたシーンも、「死亡してからどのくらいの時間が経っているんですかね?」と監督に聞いたり。これは死体に触った時のリアクションを取るのに必要な情報だったらしいのよ。あら、アツなんて考えもしなかったわ。

 セリフは当然だけど、彼はト書にも深く目を止めるし、台本には描かれていない演じるキャラクターの生い立ちまでに思いを馳せるのが常で。静かなる闘志を胸に抱くミツにはホント頭が下がるわ。大好きなサッカーもフットサルも出来ずにいた真夏の多忙な毎日。それでも弱音の一つも吐かず。もうどんだけタフなのよ〜。

中居正広のMC後継者指名を受けつつ、役者としても飛躍!

 キスマイの最年長者で、周りから「しっかり者」と評され、歌もダンスもトークも演技も何でもソツなくこなすミツ。とはいえその一つ一つは彼の見えざる絶え間ぬ努力が作り上げてきたもの。ゴルフにも連れて行ってもらう仲良しの先輩・中居正広さんには「俺の後を継ぐのはお前だからな、北山」と言われ、そのトークスキルは誰もが認めるところだけど、アツ的にはミツの"役者としての活躍"も外せない大切な一面なの。

 前はよく「俺、一人っ子だし、お兄ちゃんっぽい事なんて出来ないんだよ。本来はわがままで我が道を行くタイプだしね」なんて笑いながら言っていて「じゃ荷が重い?」と聞くと「うーん、キスマイを引っ張ってるという意識はないから苦じゃないよ。でもおのずとグループの在り方とかは考えるよね。うちはみんな個性的だし、みんなそれぞれ違ってキャラ強いから。だけど団結したら早い。普段はバラバラだけど一気にまとまるから、それが最大の強みかな」って。

 いやいや何だかんだ言って重圧ハンパなさそうなのに、やっぱり「しっかり者」だし、責任感ありありのミツくん。キスマイとしての活動はもとより、多くのファンが願うのは「MCもいいけど役者もね」だと思うのよね。

 ドラマ『ミリオンジョー』も、作者の急死による呉井の暴挙、勝手に死体を隠して連載を継続していく中で、呉井の謎めく部分や新たな素直キャラなんかが描かれていって、絶対に目の離せない展開になるので、真夜中の放送だけど、ぜひ一度見てあげて欲しいな。11月13日リリースのキスマイの主題歌『Edge of Days』もエッジが効いていてドンピシャ。共演者も逸材揃いで見どころいっぱいだしね。長きに渡り見守ってきた熱きみっくん応援団の皆々様、何卒どうぞヨロシクお願いしま〜す!

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