エンタメ

「流産しろ」の暴言、ネット掲示板「ママスタ」の書き込み主を特定した川崎希

【この記事のキーワード】
【完成】「流産しろ」の暴言、ネット掲示板「ママスタ」の書き込み主を特定した川崎希の画像1

川崎希Instagramより

 芸能人は、その一挙手一投足について謂れなき批判を浴びがちだ。まだネットの発達していなかった時代は週刊誌やワイドショーに追われてあることないこと書き立てられたというが、現代ではネット上のデマや誹謗中傷も多い。

 10月4日夜、元AKB48で実業家の川崎希が自身のブログを更新し、ネットでの嫌がらせ書き込みとその対応について明かした。家族まで槍玉に挙げての誹謗中傷を放置することなく、SNSのなかでも特に批判的な内容が書き込まれていたという「ママスタジアム」上の書き込みに絞り、書き込み主を特定したという。

 「ご報告」と題されたその記事にはこうある。

<以前からずっと私やアレク、家族に対しての嫌がらせの書き込みをする人たちがいて 書き込みもエスカレートして家族の安全を脅かすような内容もあって所属事務所の弁護士さんにお願いをしてどのような人が書いているのか発信者開示請求をしていました。
そして今回、東京地方裁判所で発信者情報開示請求の申し立てが認められて 今まで誹謗中傷やプライバシー侵害をしてきた人たちの名前と住所が全て開示されました>

<特に嫌がらせの書き込みが凄まじい数あった
ママスタジアムという匿名の掲示板での書き込みのものを開示請求しました>
<所属事務所と弁護士さんと誹謗中傷してた方々を これからどのように対応していくかまた引き継ぎ話し合い手続きを進めていこうと思います>

 発信者情報開示請求は、ネット上の誹謗中傷書き込みを行なった人物に対して民事訴訟を行う場合、まず行う手続きだ。これにより、書き込みを行なっている人物がどのプロバイダを利用しているかを特定し、さらにプロバイダに対し、その人物の個人情報を開示するよう請求する。ブログ記事の内容から、川崎はこの発信者情報開示請求を行い、書き込み主の個人情報の開示を受けたと思われる。

 今後相手方にどんな対応を行うかは検討中であるというが、発信者情報開示請求が認められたことを公にするだけでも、当該書き込み主以外の人物による誹謗中傷書き込みの抑止力になりうるだろう。同日に夫のアレクサンダーも同じ趣旨の記事をアップしたが、川崎は8日も、この報告を受けての記事をブログにアップ。「ありがとうございます」と題された記事で、これまでの嫌がらせ書き込みについてその詳細を明かした。

<私は3年くらい前から
レストランやお店など行った場所ほぼ全てにやってもいないことでのクレームの連絡を入れられたり
(無銭飲食してたとか窃盗してたとか)
妊娠を発表してからは妊娠してると嘘つくなというメッセージや流産しろなど知らない人たちから毎日メッセージが届いていました。(略)
匿名の掲示板でみんなで自宅に着払いで荷物を送ろうと呼びかけられたり
海外にいる間は放火するチャンスと言われたりしてこわい思いもたくさんありました。
匿名だからだれが書いたのだろうと不安で道を歩くともしかしたら近くにいるかもしれないなど
常に匿名の誰かに嫌がらせをされることが気味が悪くこれは有名税とかそういう言葉で済ませることは出来ないと思って
所属事務所の方と相談をして発信者情報開示請求をすることになりました。>

 妊娠中に「流産しろ」というメッセージを送られたほか、行ったことのある飲食店にクレームの連絡を入れられたりするなどの実害も生じていたという。

<いまはネットでだれでも簡単に書くことが出来るから匿名と思うと過激な内容を書く人もいるかもしれませんが書かれた方はネットだからしょうがないとは思わず人だから必ず嫌な思いはするし傷付きます。
 匿名やアカウント名しかわからないから諦めるではなく書かれた方もそれなりの対応が出来る書き込みをした人の住所や名前を知ることのできる発信者情報開示請求がもっと知られるとこのような嫌がらせを安易にする人が減ると思うので
番組でも取り上げていただいてありがとうございました。そしてネットでの書き込みなどに悩む人がいなくなるようなモラルのあるネットの使い方が浸透していくようになりますように>

 川崎の行動は、同じように誹謗中傷書き込みや、それを真に受けた者たちからの心無いメッセージや妨害行動に悩まされている他の芸能人にとっても、勇気を与えるものとなるだろう。ネット上の中傷書き込みは、言いっ放しで責任が生じないと勘違いしているユーザーもいるのかもしれないが、それは思い違いである。

ママスタに書き込まれるありえない罵詈雑言

 現在もママスタには川崎希(とアレク)のスレッドがあり、ユーザーの書き込みが続いている。しかし今回のブログでの報告を受け、いつものような荒ぶりは影を潜め、常連と思しきユーザーらが「いつ内容証明が届くのか」と戦々恐々とする様子が見られる。

 川崎&アレクスレは現時点で落ち着きを見せているものの、他の芸能人のスレッドでは、“通常営業”状態。例えばあびる優のスレッドでは「☓☓(娘の名前)の唇アップ気持ち悪いな。乾いたナメクジみたい。おえっ」と娘の写真をアップして誹謗する書き込みや「あびる、☓☓のこと叩きまくってそう。ヒステリックな声で怒りまくってそう。☓☓も負けじとわめきちらし、暴れまくって阿鼻叫喚。」など、完全な憶測にもかかわらずイメージダウンを招くような酷い書き込みも見られ、地獄の様相が続いている。

 芸能人は人間であり、有名であるからといって一般人が何を言っても許されるというわけではない。川崎の行動で、彼女が望むように、モラルのあるネットの使い方が浸透していくことを願う。

 また、当のママスタジアムはあらゆる掲示板の中で最も誹謗中傷が集まる場所といってもよい。これを放置してきた運営会社、株式会社インタースペースも、今後は何かしらのガイドラインを設け、こうした書き込みを放置しない動きを見せてほしい。

(鼻咲ゆうみ)

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。