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「夫のコレクションを勝手に売却」家族の宝物を捨てるのはなぜ?

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「Getty Images」より

 加藤茶の妻・綾菜さんが4日、『有田哲平と高嶋ちさ子の人生イロイロ超会議SP』(TBS系)に出演し、夫のコレクションを勝手に売却したことがあると明かした。

 綾菜さんは「夫に言えない私の秘密」というテーマでのトークになると、加藤茶の別荘の棚から出てきた小判を黙って売ったと告白。総額は200万円ほどになり、半分は加藤に渡したそうだ。残り100万円は加藤茶に新しいベッドを買うため使ったといい、綾菜さんは「自分のものに使ったりはしていない」と弁解した。

「夫のコレクションを妻が勝手に売る」は夫婦あるある?

 夫にとっては“宝”でも妻にとっては“ゴミ”……という残酷なすれ違いエピソードは、ネット上にかなり多い。Twitterでは度々、「仕事から帰ってきたら妻によってバイクが売られていた」「妻にフィギュアを捨てられた」などの被害報告がされている。

 お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーも2016年のテレビ番組で、過去に同棲していた恋人が、音楽プレーヤー、漫画、ゲーム機といったカズレーザーの私物を勝手にネットオークションに出品していたことを明かしている。ただ、恋人が私物をオークションに出品していた理由は、カズレーザーが家賃や生活費を入れてくれずお金に困ったからだったそうで、カズレーザーは「ぐうの音も出なかった」という。

 2017年の『とくダネ!』(フジテレビ系)で、「“捨てたい妻”VS“集めたい夫”」という特集が組まれた際も、燃えに燃えた。シニア世代の夫婦で、夫が集めた古い玩具や切手、鉄道模型、勲章などを勝手にリサイクルショップに持ち込む妻が急増しているとのことで、「終活」として、コレクションの処分か離婚かの2択を迫られる夫もいるという内容だった。

 番組放送後、ネット上では勝手に私物を売る妻に対して「泥棒」といった批判が噴出。他人のものを勝手に売却した場合は窃盗罪になるが、夫婦など家族間の場合は、親族相盗例といって、刑罰を免除する規定がある。ただそれでも、民事上の損害賠償責任は発生する。

 一方、「掃除の時に邪魔」「夫は趣味にお金を使いすぎている」など、妻に共感する声もあったほか、少数ではあるが逆に「うちは妻のコレクションの方が多い」「私は夫に自分のコレクションを売られた」という意見もみられる。

 夫のコレクション品を妻が勝手に売却するというエピソードは全国共通で“あるある”なのだろうが、当人にとっては決して笑える話ではない。つまるところ、そうなってしまう原因のひとつは、夫婦間のコミュニケーション不足だろう。日常的にお互いが大切にしているものについて話をしていれば、勝手に捨ててはいけないものだとわかるだろうし、また相手が心底迷惑がっているかどうかもわかりそうなもの。そうしたコミュニケーションが希薄な時点で、トラブルに発展する火種はくすぶっているといえる。

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