アドリブが激しすぎる『おっさんずラブーin the skyー』、舞台裏の攻防は?

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『おっさんずラブ』はアドリブ祭りがすごい

 で、その『ラブる』なんだけど、前評判も高かったからどこの社も「取材させて〜」と名乗りを上げてさぁ大変。そこは手厚いケアで有名なテレ朝宣伝部だから、男子4人の対談やクランクイン取材も快く引き受けてくださってありがたいわぁ。出演者の皆さんも圭くんはじめ皆さん売れっ子だから、そりゃあとんでもないハードスケジュールなんだけど、取材にもきちんと対応してくださって頭が下がるわ。本当にありがとうございます!

  ここまでしていただいちゃったらこっちだって命懸けで応援したくなるじゃない?  ということで、暑苦しいアツも前クールに続きガツガツ現場へとがぶり寄り。インタビューもしてきちゃったの。

 クランクインから我も我もと押し寄せた多くの取材陣。でもイヤな顔なんか一つもせずに迎え入れてくださった出演者の皆さん。撮影初日から圭くんと戸次さんのイチャイチャっぷりを見せつけられ、「何なの、この仲良しこよしは」とちょっとジェラシー。はるたんの甘え方があまりに自然で可愛いもんだから、女性記者たちなんか「あれ、いただき!」と仕事を放ったらかして心にメモメモ……。

 続いて雄大くんや鋼太郎さんも入っての撮影を見に行くと、もう皆さんアドリブ全開でスタッフも記者も笑いを堪えきれず。一応アツだって台本や現場で配られる割り本も読んでるんだけど、どこにも書かれていないセリフが突然、次から次へと飛び出すんだからビックリよ。特にベテランの鋼太郎さんのアドリブは日に日にグレードアップし激しくなっていくから、もう止まらない。でも圭くんも雄大くんも戸次さんも、鋼太郎さんの変幻自在のどんなアドリブにも瞬時に対応していくんだから、ホント恐れ入っちゃうわ。

 よく俳優さんは「泣かせる演技は誰でも意外とできるものなんだ。でも人を笑わせることは凄く難しいんだよ」って言うんだけど、ホントにそうだなと思うの。狙いすぎても興ざめしちゃうし、真面目にやってその上でくすりとさせることができるなんて、これはもう神業よね。でもこのチームはシレッとやってのけてるのよ。誰もがワンシーンワンシーン真剣にやって、それが笑いに繋がるんだもの。凄いわぁ。

 歩くスピード一つとっても、目線一つとっても、立ち止まる位置や振り返るタイミング等など、セリフのないシーンでも何度も何度もリハを重ねて作り上げていくの。圭くんなんかビンタをされたりコーヒーをぶっかけられたりと体を張るシーンも多いんだけど、その全力投球演技には惚れ惚れよ。撮影と知りながらもつい「はるたん、頑張って〜」と応援したくなっちゃったもん。

 セリフも多いしテンションアゲアゲの演技だし大変だろうなと思うんだけど、合間はムードメーカーの鋼太郎さんたちとワイワイ話し込んでるし、いつの間にゲーム談義に花が咲いて……。計算され尽くした卓越した演技と、ちょっと年齢のいった男子のわちゃわちゃ感がそのまま画面に映し出されているから、だから見ているこちらはお腹を抱えて笑えるんだろうなぁ。

 いつもは「男はいくつになってもモテたい生き物。女性に興味を持たれたいのよ。それは死ぬまで治らない」と豪語している鋼太郎さんが、『ラブる』ではすっかり「はるたん命」の恋する男に。凛々しい制服姿で渋く決めたあの表情も、一皮剥けばその素顔ははるたんにゾッコンな乙女以上の乙女。な〜んと言うことでしょう!

 まぁ鋼太郎さんは「撮影には何の違和感もないよ。新しいメンバーとももう何年も一緒にいるような感じで」と余裕のよっちゃん風を吹かせ、「圭くんや僕らが心の底から楽しんで演じている空気が伝わっているんじゃないかな。今回も僕のテーマはとにかくはるたんを一途に愛し抜いていこうと思っていて。もう誰にも渡したくないっ!」とマジ告白。

 そんなパイセンに圭くんは圧倒されつつも「はい、でも何が起きるか分からないのがこのドラマですから。でも鋼太郎さんに助けられて、まだいろいろ迷いながらも春田を演じている毎日」なんだとか。

 新メンバーの戸次さんが「鋼太郎さんに勝てる気はしませんが(笑)、僕なりに演じていこうと思います」と謙虚に語っているところに、鋼太郎さんが割って入って「戸次くんは私生活では奥さん大好きで家族愛に溢れているもんね」と先制攻撃を仕掛けたりも。そんなやりとりを聞いていてタジタジの雄大くんは、「僕は鋼太郎さんのアドリブにもまだ慣れてなくて、これから少しずつ現場に馴染んでいこうと思ってます」と照れちゃって。とはいえ、雄大くんだって劇中では謎めくツンデレ問題児を堂々と演じているんだから驚いちゃうけどね。

 はるたんを巡る大人の男、そして女たちの一風変わったラブストーリーなんだけど、笑いつつもテーマの根底にあるものは"人を想うこと"の大切さ。鋼太郎さん曰く「大人のラブはきっと全てを寛容に受け止め受け入れ、束縛せずにいることかな。時に自分を犠牲にすることが必要なのも大人ならではなのかも」って。そんなセリフを、あの大人の男性の色気たっぷりのいい声でおっしゃるもんだから、アツは途中から気絶しちゃってたんだけど。

 さてさて、まだ始まったばかりの『おっさんずラブーin the skyー』。まずは難しいことなんか考えず、どっぷりと『ラブる』にハマってみるのはいかがかしら?  抱腹絶倒間違いなしだし、一週間のしんどかったことを忘れさせてくれるこのドラマ。秋の夜長はタピりながら『おっさんずラブ』を見て、心身の疲れを取り去りましょ〜よ。アツの断トツお薦め作品です!

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