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元KAT-TUN田口淳之介の「毒親」告白に入り混じる、非難と同情の声

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田口淳之介Twitterより

 今年5月に大麻取締法違反で逮捕された元KAT-TUNの田口淳之介の告白が、波紋を広げているようだ。11月12日発売の「女性自身」(光文社)が掲載した田口淳之介の独白記事は、webニュースとしても配信され、ポータルサイト内で多くのコメントを集めている。

 田口が交際相手で元女優の小嶺麗奈と共に大麻取締法違反で逮捕されてから半年。田口は10月21日に懲役6カ月・執行猶予2年の判決を下されたばかりだが、11月4日に早くも音楽活動を再開することを発表。11月7日には、自社レーベル「Immortal-Records」から初の楽曲『Voices』をリリース、12月3日には毎年恒例のファンミーティングも開催される予定だという。

 判決からわずか2週間のスピード復帰に、ネット上では「復帰があまりに早すぎる」「反省していないように思えてしまう」「年内は活動を控えるべきでは?」などの批判的な声も多かった。しかし、小嶺以外に頼る相手がいない田口に、のんびりしている暇はないのかもしれない。「女性自身」のインタビューで田口は、生家と絶縁していたことを明かしたのだ。

 記事によると、田口は退所直後に4歳年上の実姉から「ジャニーズを止めたあんたに価値なんてない!」と言われたという。田口の家族構成は実の母と姉、兄。姉からその言葉を投げかけられたのは、ジャニーズ事務所を退所して家族にそれまで通りの金銭的な援助ができなくなるタイミングでのことだったという。

 これが本当ならば、田口が「俺は家族にとって金づるなのか」と深く傷ついたとしておかしくない。田口は実母について「昔からステージママ的な人で、ジャニーズ時代から必要以上に仕事に口を出してきた」と語り、家族は今も田口がかつて建てた家に住んでいるが、もう3年以上絶縁状態にあるという。田口が逮捕された後も連絡はとっていないとのことだ。

 田口と小嶺は結婚こそしていないが、すでに12年以上の交際歴がある。田口と血縁との関係性は小嶺も知るところであり、田口は小嶺の「“私たち”の家族がいるじゃん」という励ましの言葉にずいぶんと支えられてきたと語っている。この“私たち”の中には、小嶺の実母も含まれている。田口は小嶺の実母についても「彼女のお母さんの方が本当の母親のような気がして……」と話しており、全面的に信頼を寄せているようだ。

 逮捕時に「カップルで使用している場合、別れなければ薬物をやめられない」と断じ、二人の破局を求めるような記事は多かったと記憶している。このインタビュー記事は、それでも「別れたくない、別れられない」という田口の意思の表明だろう。

 この独白を「お涙頂戴」と見る向きもあるし、そもそも実の家族と反りがあわない人なんて、この世にはごまんといる。しかし、そういう状況があったためによりいっそう小嶺との絆が深まったという説明が、今の田口には必要だったのかもしれない。もちろん、公の場で発信できる芸能人という立場にある田口の言葉のみを鵜呑みにして「田口の家族はなんてひどい人たちなの!」と叩くのも違う。過剰な受け止め方をしないことが肝要ではないだろうか。

 一度薬物を使用したらこの世から抹消するかのごとく、活動復帰を叩く風潮は根強い。芸能界は甘い、などとも言われる。しかし先日の田代まさしの逮捕でもわかるように「(薬物を)一生、止め続ける」というのは並大抵のことではない。逮捕前に田代が語っていた「(薬物を)いつでもやりたいって思っていた。明日は分かりませんけど、今日はやめます」という言葉は、リアルな心情だろう。芸能人は特に、売人もしつこく追ってくるという話もある。

 冒頭記したように、このwebニュースには多くのコメントが寄せられており、ファンミーティングを行うことに否定的、たとえば「がっかりした」「残念」「裏切者」などといった失望の言葉もある。ファンの気持ちも最もだろう。一方で、「毒親だったんだ、かわいそう」という同情、逆に「家族側の反論も聞きたい」と望む声などもある。ともあれ活動を再開した田口、立ち直ろうとするその姿勢をサポートできる社会でありたいものである。

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