連載

無責任な教祖たちに踊らされる子宮系女子が、追い詰められたその先にある懸念

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ノジル:スピを持ち出すのはやっぱり、女性ウケすることに加え、語れることの自由度がはね上がるからじゃないでしょうか。

ユキ:今回の被害者も含め、そこにハマるのは夢から覚めない人たちでしょう。そりゃ私だって、乙女だった夢見る時代もあったんですよ。でも結婚出産が早かったこともあり、子育てしていると毎日が現実です。

ノジル:育児と夢はなかなか同居しづらいものがありますよね。24時間365日、現実。

黒猫:でもその現実を見なくていいよっていうのが、子宮教だったり心屋心理学だったりするわけですよね。無責任な言葉だと気づけずに背中を押されるんですよ。

ノジル:ところが今回の壱岐島事件で、現実の生々しい部分が噴出してきた。誰も面倒見てくれないし、教祖もどんどん暴走している。

子宮系への拭えない懸念

ユキ:そして貧しいものは、より貧しく。私は、いつか子宮系信者たちの子どもたちが親に売られはしまいかと懸念しています。今回バズった記事を書いたときにたまたま読んでいた小説、宮尾登美子の『櫂』に影響を受けすぎのようですが、以前からなんとなく、払拭しきれない不安を感じていました。

 八木さや氏を信じた母親たちが食い詰めて自分の体を売り始めるのは、まだいい。しかし、八木さや氏の言う「女は困ったら股を開けばいい」「子どもは商売道具」「養育費は子ども自身が自分で稼げばいい」「母親の幸せが子どもの幸せ」など、彼女たちの日頃の言動や倫理観では、貧困に追い詰められ生活が立ち行かなくなったときに、本人たちよりも高い価値を持つ子どもたちが犠牲にならない保証はないと考えてしまうんですよね。

ノジル:拙著『呪われ女子になっていませんか?』(KKベストセラーズ)の子宮系女子章で、子宮系の教えに従っていたら、修羅の国になるんじゃなかろうか……なんてことを書いたんですが、それが現実味を帯びてきたような気がしてなりません。平成の遺産とならなかった物件、これからもおふたりとご一緒にぜひ観察していきたいものです。とりあえず今回はこのへんで。またこのような機会を設けられると嬉しいです。本日はありがとうございました!

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