剛力彩芽と前澤氏が押し付けられた酷すぎるラブストーリーの終わり

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剛力彩芽Instagramより

 元ZOZOTOWN社長で実業家の前澤友作氏と女優の剛力彩芽さんが、交際を解消したと報じられてからおよそ一カ月が経とうとしている。破局の“真相”をめぐるさまざまなゴシップ記事も出たが、前澤氏は12月5日放送の『直撃!シンソウ坂上SP』(フジテレビ系)で自らこの恋愛の終わりについて語った。

 破局をめぐってだけでなく、交際が明らかになってからずっと、週刊誌等で彼らに向けられる視線は、はっきり言って「金満男とバカ女」という扱いだった。けれど、いくら芸能ゴシップ報道とはいえ、そのような捉え方を維持したままでいいのだろうか。

 前澤友作氏と剛力彩芽さんは昨年4月に交際宣言し、同年7月のロシアW杯の観戦や、10月のパリコレクションの鑑賞など、交際をオープンなものにしてきた。しかし、“清純派女優”がその恋愛事情をオープンにすることは珍しいせいか、17歳の年の差や前澤氏の資産ゆえか、二人はすぐさま「お騒がせカップル」の枠に入れられた。公開大喧嘩も何もしていないのに、「お騒がせ」なのだ。

 そして前澤氏と剛力さんが破局を迎えた今年11月、週刊誌やスポーツ紙、ネットニュースなど複数の媒体には次のようにセンセーショナルな見出しが躍った。

<剛力彩芽 前澤氏と破局の理由 女性関係で“愛想尽かした”>(「スポニチアネックス」2019年11月13日配信)
<ロケットスタートの反動!? 剛力彩芽&前澤氏の破局に「想定内」の大合唱>(「アサジョ」11月14日配信)
<剛力彩芽、急浮上した「前澤社長に未練残りまくり説」の“証拠”行動!>(「Asageiプラス」2019年11月27日配信)

 「スポニチアネックス」の記事には<剛力が前澤氏との恋に走った結果、事務所や仕事先との関係性も悪化。家族との間にも大きな溝が生まれてしまった>とある。

 さらに目立つのは、前澤氏との交際&破局によって剛力彩芽という女優が“キズもの”になったとし、今後の女優仕事に支障をきたすという論調の記事だ。下記タイトルは、そのうちのほんの一部に過ぎない。

<破局!剛力彩芽、前澤友作とのズルズル交際で大きくなり過ぎた“女優”のキズ>(「Asageiプラス」2019年11月13日配信)
<剛力彩芽、前澤友作氏と破局で事務所がさっそく取りかかる「イメージダウンの超回復」>(「週刊女性PRIME」2019年11月14日配信)
<前澤氏と破局した剛力彩芽、深田恭子に泣きながら相談>(「女性セブン」2019年11月28日号掲載)

 芸能人の破局の裏側を憶測し、面白おかしく書き立てるのがゴシップ記事の常ではあるが、前澤氏と剛力さんの破局を揶揄する記事の多さは異常だ。こうして時系列順にタイトルを並べてみると、あまりに陳腐で使い古された筋立てのものばかりであることが分かる。

「彼女に着いて来てほしかった」

 12月5日放送の『直撃!シンソウ坂上SP』に前澤氏が出演し、司会の坂上忍氏の質問に答える形式で破局の“真相”を語った。

 まず、坂上氏が「なぜオープンな交際をしていたのか」と質問すると、前澤氏は「誰と付き合ったかを、誰がどういうタイミングで公表したっていいじゃないっていう、新しい時代にしたい」と説明した。

 自身が結婚しない主義を貫いていることについて、前澤氏は離婚経験があり未入籍の相手との間に3人の実子がいることを明かした上で、「僕も子どもいますので。子どもは結婚していないお母さんとの間の子どもなんで。そっちと結婚しなかったのに、新しく誰かと結婚するって、いろいろ示しがつかない」と理由を話した。

 そして剛力さんとの破局について「どっちから?」と直球の質問を投げられると、前澤氏は「ありがちですけど、お互いの方向性のズレというか」と切り出した。

<簡単に言うと彼女はもっとお仕事を頑張りたい。まだ(剛力は)27歳ですから、お仕事をバリバリ頑張りたいと。一方、僕は新しい事業だとか宇宙だとか。もっといっぱい彼女に着いて来てほしい。着いて来てほしい僕と、仕事をやりたい彼女。ちょっと向いてる方向が……>

 そのうえで、剛力さんとは「一生一緒にいたいなと思ってました」という思いを明かしていた。

 一方の剛力さんは破局後に公のコメントは発していないため、SNSでは「フェアじゃない」と前澤氏のテレビ出演に疑問を唱える意見も多かった。

 ただ破局報道後の11月19日、23日にも、剛力さんは前澤氏のInstagramに「いいね!」をつけている。恋人関係を解消しても友好的な関係であることが窺え、決してケンカ別れのようなものではなさそうだ。破局の背景に、前澤氏の「宇宙に行きたい」という思いと、剛力の「女優仕事をしたい」という意志の不一致があったこと――これは、おそらくは偽りではないだろう。

 ちなみに番組では触れなかったが(触れられなかったのだろう)、前澤氏には、秘書としての採用を希望した女性が「性行為をしたのに選考から落とされた」と告発する報道もあった(「週刊文春」 2019年11月21日号/文藝春秋)。このことが剛力との破局に関係しているかどうかはわからない。

剛力彩芽「30歳までに役者として…」

 剛力彩芽さんは今年2月発売の『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』(扶桑社)のインタビューで、前澤氏との交際、そして女優としての自身の今後について語っていた。それによれば、前澤氏との交際によってさまざまなバッシングがあることは<覚悟の上>だったという。

<この交際に関しては、ただ自然体でいたい。オープンにする、しないというよりは、ありのままでいたらこうなったので覚悟の上ですよね>
<彼は結婚の枠にとらわれたくない人。結婚しなくても一緒にいられることに変わりはないことにも気づきました>

 彼女が前澤氏の非婚主義を理解していたとするなら、彼女が前澤氏に「自分となら結婚してくれるはず」と期待を寄せ、それが叶わずに捨てられた、という見方はできない。

 そして彼女は、今後の女優業についても、<30歳までに役者として代表作を一つ作りたい>と明確な目標を明かしていた。<努力して、役者としての表現力や技術を磨いていきたい>と意気込んでいたのだ。

 この頃、剛力さんは「女優業は開店休業状態」「結婚引退狙いか」などと騒がれていた。彼女に対して、恋に溺れて仕事のやる気をなくし資産家の妻として悠々自適な生活を望む女性……と見る向きはとにかく強かった。本人が女優を続けたいと言っているのに、である。

 もちろん“真相”など2人にしかわからない。言葉ではいくらでも取り繕うことができるし、前澤氏は剛力さんの今後のために「彼女は女優をやりたがっている」と話したと見ることもできてしまう。けれども、「金満男とバカ女のお騒がせラブストーリー」というステレオタイプに当てはめ続けるのは、いくらなんでも誤解が過ぎるのではないかと思うのだ。

 そして、この2人に限ったことではなく、著名人カップルのプライベートや心情を使い古されたモノサシに当てはめて、臭いストーリーを演出するのはいい加減に止めたほうがいい。嘘でも事実のように広まり、残ってしまうのだから。

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