なぜ男性は、女性の「夫のHがイヤだった」を受け入れられないのか

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Mio:私は自分に問題があると思って自分を責めてきましたが、男性もやっぱり「女性の問題」にしてしまうのですね。勘違いでしかないことも多々あるので、男ってイヤね、女ってイヤだなと言い合うんじゃなく、それでも仲よく手を取り合える方法を仕事をとおして今後も探っていきたいです。

夫の自立と妻の自立〜労働とジェンダーが交差するところ/トミヤマユキコ+西口想

 人は必ずしも結婚しないし必ずしも子供を産み育てないが、多くの女性にとって恋愛→結婚→出産→育児と続く道は、「仕事との両立」を迫られる過酷なロードと化し…

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なぜ男性は、女性の「夫のHがイヤだった」を受け入れられないのかの画像2 ウェジー 2019.06.25

田中:もっとノンバーバル(非言語)コミュニケーションを大事にすることではないでしょうか。

 最近は言語化や見える化が盛んに謳われて、それを夫婦間に取り入れようという動きも観られます。Googleカレンダーでお互いのスケジュールを把握したり。合理的なんでしょうけれど、それによって失われているものがある気がしてなりません。

 面と向かって相手と話し、自分がどう感じるか。身振りとか手振りとか体温とか声の調子とか全部伝わりますよね。そこで、特に何もいってこないけど「なんか機嫌悪いのかな?」と、お互いに推し量る。コミュニケーションって“感じる”ものだと思うんですよ。

Mio:それってお互いに人間として認め合うところからはじまりますね。それには想像力。私も夫と離婚したあとは、「ノンバーバルなコミュニケーション」が上手な人とお付き合いできているので、とても充実しています。

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