
(左)木村拓哉『Go with the Flow』通常盤/(右)香取慎吾『20200101』通常BANG!
SMAP解散から3年を経て、木村拓哉と香取慎吾がそれぞれソロ歌手としてアルバムをリリースした今年。同じ地図で航海してはいないけれど、一時期さかんに報じられた確執はそろそろ氷解の時を迎えているのでは……との業界評が出ているようです。
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皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!
新年会続きでまだお正月気分が抜け切らないアツですが、皆さんはしっかりパワーチャージが出来ましたでしょうか?
2020年と言えばもちろん『2020年東京オリンピック・パラリンピック』の開催というメインイベントがあるんだけど、アツ的には年明け早々、ふたつのビッグイベントがあったのよね。
ひとつは、ついに解禁された木村拓哉さんの歌声。1月8日に木村拓哉さんが初めてのオリジナルアルバム『Go with the Flow』をリリースしたけど、CMソングはお正月から耳にした人も多いんじゃない?
発売当日は東京・新宿でのイベントにサプライズ出演してこちらも大盛り上がり。槇原敬之さんや稲葉浩志さん、森山直太朗さん、LOVE PSYCHEDELICOら豪華メンバーから楽曲提供がなされて、聴きどころ&見どころ満載よ。
“山下智久命“のお馴染み先輩美人記者のMさんでさえ、「年末年始は木村拓哉を見倒したわ。『グランメゾン東京』(TBS系)も面白かったし、年始の特別企画ドラマ『教場』(フジテレビ系)も二夜連続でちゃんと見たし、本当にかっこよかった」と手放しでお褒めの言葉。珍しいわぁ。
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酒に弱い木村拓哉がほろ酔いだった打ち上げ
確かに『グランメゾン東京』の最終回、木村さんの泣きの演技があまりに良くてシビレちゃったし、『教場』のグレイヘアも素敵だったしね。役者としても一段とステップアップしている時に、今度は音楽面でもグレードアップしていくなんて、さすが木村拓哉。
アルバムを引っさげて「騒げる場所も用意したので、騒げる方は一緒に騒いで欲しい」とPR。ド派手なパフォーマンスを施したライブもご用意いただけるなんて、ありがたやありがたや~。
ドラマや映画もいいけど、この数年、やっぱりみんなが待ちに待ってたのはその歌声。それがやっと実現して聴けるのね。正直、かなり長かったわ。
事情通によると、「木村くんもいろんな意味でようやく吹っ切れたんじゃないか」ですって。
「『グランメゾン東京』の打ち上げも、週刊誌は全誌が集結して、各社カメラマンたちが現場で顔を合わせて苦笑いしてたって。ほろ酔い加減でお店を後にして、満足そうな顔をしてたって言ってたよ」
木村さんって実はあんまりお酒が強くないのよね。いつもはたしなむ程度なのに“グラングランメゾン東京”になる程、いっぱい飲んじゃうなんてよっぽどの事よ。やり切った感があったのかしらね。
「撮影で忙しい日々の中、レコーディングでもこだわりにこだわって歌撮りしてたそうで、その覚悟がスタッフにも伝わって、まさしく“木村拓哉ワンチーム“となって音楽活動を再開したらしい」
木村さんの合言葉と言えば「受け取ってください」だけど、ハイ、しかと受け取り、届きました~!
今年の4月からは主演作『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)のパート2がスタートするそうで、前出の事情通は「オリンピックが始まる前に放送しないと」と局側の事情をチラリ。
「今年の夏はオリンピック一色になるだろうから、夏ドラマのキャスティングは難航中なんだよ。天下の木村拓哉に恥はかかせられないからね。主題歌も担当するんじゃないかと噂されてるし、木村拓哉の魅力全開で飛ばしまくると思う」
木村さんと同年代のSMAPファンの男性は「歌は上手いけど、アルバムを買うかどうかはまだ検討中」なーんて言ってたけど、買わなきゃソンソン。もう、四の五の言わずにまずは黙ってじっくり聴くべしよっ!
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テレビで再び活躍する香取慎吾
もうひとつのビッグなお年玉はこれ! 香取慎吾くんのファーストソロアルバム『20200101(二ワニワワイワイ)』が発売されて、あっという間にオリコンチャート第一位に輝いちゃったこと。
熱心な“NAKAMA“である主婦のお友達は「大人になってから久々に貰ったお年玉って感じで嬉しかった。待ちきれなかったもん。何しろ慎吾ちゃんらしい楽しい仕上がりでテンション爆上がりよ」とゴキゲンな様子。
初のソロコンも決定したし、年末年始は地上波の番組にも新しい地図の稲垣吾郎くん、草彅剛くん、慎吾くんの三人であれこれ出演して。特に『スッキリ』(日本テレビ系)では1月6日&7日の2日連続で出演するという驚きの展開が。
MCチーム三人と新しい地図の三人で“パラスポーツ対決“をして、翌日の8日には対決に負けてしまった加藤浩次さん、近藤春菜さん、水ト麻美アナが慎吾くんの曲『Trap』を歌いながらダンスをするという難解な罰ゲームを敢行。そこへ電話出演だけだったハズの慎吾くんがサプライズ生登場してスタジオは騒然だったのよね。
番組冒頭で加藤さんのダンスに生ダメ出しをした後、そのまま番組にずっと出演するのかと思いきや「今日は皆さんにバレないようにコッソリ箱に入ってきたので」と、ゴーン被告のイリュージョン脱出劇を彷彿とさせるような時事ネタをしっかり入れ込んできて、大笑いの渦に巻き込んだ慎吾くん。さすがな切り返しで朝から視聴者の皆さんの気持ちをワイワイ盛り上げてくれて。
アルバムもそれこそ名だたる方たちが楽曲提供をしてくださって、歌もダンスも惚れ惚れするぐらいカッコイイ、まさに「待ってました」なソロアルバムになっていて、見応え&聴き応えもたっぷり。昔の彼らを長く担当してきたレコード会社のスタッフもしみじみ語ってたの。
「さすがな人選だなと改めて感心した。三人で歌って踊るのももちろん見たいしニーズは高いけど、三人とも実は好きな音楽の系統や方向性は違うから、ソロでの音楽活動もそれぞれの広がりが出ていいと思う。やっとここまで来たんだなと思うと感慨深いよ」
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かつてはWミリオンを弾き出すスーパーグループだったから、そりゃ感慨もひとしおってもんよね。ある日突然、音楽活動も全てストップされてしまったんだもの。そのスタッフってば瞳をウルウルさせながら、SMAPコンサート演出をしていた慎吾くんのソロコンへの期待も語っていたわ。
「慎吾くんはコンサートの演出をしていたこともあって、音楽を絵で捉える事が出来る人だった。聴覚もだけど、アーティストらしい視覚効果を大切にしていたから、今回のMVを見て相変わらず凄いなと思ったし、彼らしいこだわりが随所に溢れていたから、ソロコンもとんでもないものが出来るだろうと確信してる。彼自身が思いっきり自由に楽しんでいる感じがして、歌えて本当によかった。巡り会えてよかったねって言ってあげたい」
アツまでジーンとしちゃったわ。そう言えば昔、慎吾くんがこんなこと言ってたっけ。
「俺たちって、そんなに歌の上手いグループじゃないのに、みんなが曲を聴いてくれて。音楽の才能溢れる様々なアーティストたちが楽曲を提供してくれて、こんな俺たちに預けてくれる。歌えるのかなって心配になる時もあるけど、歌の上手い下手なんて関係なくなる時があるんだよね。上手く言葉にならないけど音楽の力って凄いんだよ」
なるほどなって、今回改めて分かったの。楽譜通りに正確な音程でめちゃくちゃ上手く歌われても、そりゃあ上手だけどそんなに感動はしないじゃない? でも慎吾くんの歌は、香取慎吾そのものの“人間力“が多くの人を惹きつけるんだろうなぁって。
かっこよくて楽しい事が大大大好きで、そのくせ人一倍、誰よりも繊細で優しくて……。慎吾ワールドが存分に溢れ出たソロアルバムだからこそ、NAKAMAの皆さんのみならず、多くの人の耳に&胸に響いているんじゃないかしら。
来月の2月1日にはまたお馴染み『欽ちゃん&香取慎吾の第97回全日本仮装大賞』(日本テレビ系)もあるし、2020年は音楽活動に加え地上波のテレビにも大復活するだろうし、楽しみは増すばかり。慎吾くんの演出による慎吾ライブが本当に待ち遠しいわぁ!
木村拓哉と香取慎吾の「確執」も雪解け?
SMAP解散から約3年。偶然にも時を同じくして本格的な音楽活動を再開させた木村さんと慎吾くん。
確かに解散当時の慎吾くんは、木村さんの話題に触れるのを嫌がった時もあったわ。大好きだった兄貴的存在(もちろん木村さんのことよ!)と離れ離れになっちゃったんだし、さっきも言ったけど慎吾くんは吾郎ちゃんより百倍はデリケートで繊細だし(あ~、吾郎ちゃんに叱られる! ごめんなさ~い)ね。
そんな時期もあったけど、そこはもういろんな紆余曲折を経た大人同士だもの。いつまでもわだかまりを持つなんて事は、彼らに限ってはないと思うの。
木村さんも輝きを増してるし、新しい地図の三人はいつ会っても「今が一番、自由に自分らしく生きているのかもしれないな。毎日が充実しているしね。不思議なくらい穏やかな気持ちで過ごしてる」って言うもの。
お互いが刺激し合い切磋琢磨して、ファンをもっともっと高みへと連れて行ってくれるんじゃないかしら?
さぁNAKAMAの皆さん、十分なパワーチャージを終えた彼らの久々の音楽に身を委ねて、思いっきり楽しんじゃいましょ!