女性用風俗ユーザーは本当に「性的快感より心の癒やしを求めて」いるのか?

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「Getty Images」より

「女性用風俗」は増えている

 「女性用風俗産業」が盛り上がりを見せている。古くは「出張ホスト」、近年では「レンタル彼氏」など、女性向け疑似恋愛サービスは存在しており、その中でもおおっぴらにするしないは別として、性的サービスを含む業者もあった。しかし、この数年「出張型女性用性感マッサージ」の店舗が急増している。

 かくいう筆者も「女性用風俗」通称、「女風」ユーザーのひとりで、1カ月に2、3回、金額にすると数万〜十万程度、女風に課金している。

 利用の理由は、シンプルに性欲の解消だ。加えて、特定の相手を作りたくない、マッチングアプリよりも自由に好みの容姿の相手を選べるなどが挙げられる。

 風俗ライターのハラ・ショー氏が2018年に上梓した、女性用風俗ルポ『女性専用 快感と癒しを「風俗」で買う女たち』(徳間書店)によると、女性用風俗店は全国に300店舗(無許可営業含む)ほどあるとのことだ。

 筆者の体感的にも、この2〜3年くらいで、波はあれど、徐々にブームと呼べる規模になっており、現在は2018年に比べて店舗数もセラピスト数も急増している。ユーザーに対して供給過多傾向にあるようにも感じる。

 最近では、1月9日放送のバラエティ番組『じっくり聞いタロウ』(テレビ東京系列)が、女性用性感マッサージ大手のひとつ「東京秘密基地」を取り上げ、「ユーザーの7割は20代」「脳や鎖骨でイカかせるマッサージ」「“貸し切り”で1カ月に700万円の売り上げ」など、センセーショナルに紹介され、店舗の公式サイトにアクセスが集中し、サーバーがダウンした。

 また、昨年12月には漫画家のあほすたさん氏による「Gentleman TOKYO」体験マンガがツイッターにアップされ、約2000RTと8400のイイねがつき、いわゆる「バズ」状態になっていた(なおこちらはダイジェスト版であり、マンガ本編は「ヤングチャンピオン烈」に掲載)。どちらの例からも注目度の高さが伺える。

 地上波放送はさすがにレアケースだが、各店舗はAbemaTVなどのネット配信番組にセラピストを出演させたり、店舗のYouTubeチャンネルに芸能人やインフルエンサーを起用するなど、情報発信に余念がない。少なくとも「女風」が、現在の規模より縮小することは、しばらくはなさそうだ。

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