「テレビのお笑いにうんざり」している人へ ネトフリの推しフェミ・コメディアン三選

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 といっても推しコメディアンもいろいろ、話したいことも「こういうネタならこの人!」から「この人面白いと思ってIMDb*調べたら、あの映画であのキャラクターを演じていた人で『ごん、おまえだったのか』状態!」まで、メチャクチャあるんです。馴れ初めの紹介も含めたら未来永劫終わらないので、ひとまず、いま推している3人をかいつまんでご紹介したいと思います。*Interbet Movie Database=米国発の映像コンテンツ総合サイト。

※以下で引用するジョークの意訳:あきお

ハリ・コンダボル Hari Kondabolu

まずはこの人、ハリ・コンダボル。彼の公式YouTubeチャンネルにライブの様子がたくさんあるほか、ネトフリに単独スペシャルもあります。 “Hari Kondabolu: Warn Your Relatives” on Netflix

 そのネタは自身の差別体験を含めた人種差別ネタから宗教ネタまでいろいろ。本人によるとお母上がフェミニストかつユーモアあふれるお方で、その影響を色濃く受けた結果、いまの芸風があるそう。

 ハリがどれくらいフェミかというとベル・フックスと大学で対談イベントをするくらい。そう、あの『フェミニズムはみんなのもの』のベル・フックスだよ! 話は逸れるけどフックスの同書は非常にとっつきやすいフェミニズムの本だと私が感じたため「フェミニズムに興味があるけど、どんな本を読んだらいい?」と聞かれたとき、オススメするうちの一冊でもあります。

 で、そんなハリの数あるジョークの中でも私が大好きなのが、「フェミニズム男根ジョーク」(”Feminism Dick Joke”)。本当にそういうタイトルなんだってば! 上記のフックスとの対談でも、フックスにせがまれて(!)披露しています。今やかなり昔に感じるけど、ヒラリー・クリントンが民主党の大統領候補として出馬した2008年から2016年までの長いあいだ、ツアーで頻出したジョークみたい。こんなジョーク。

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「いままでこの国で女性大統領が誕生したことはないよね? 大きな理由はもちろんセクシズムでしょ。たとえばこんな事をいうヤツがいる。

『女性大統領なんて冗談じゃねえ! 女に大統領なんかやらしてみろ、月に一度生理でおかしくなっちまって国家をブチ壊すぜ!!』

こういうことを本当に信じてるヤツがいる。『女性は生物学的理由により定期的に正常な判断力が失う』って信じてるヤツが。

さて、僕は偶然ペニスと睾丸を持って生まれた男性ですが、僕の正常な判断力は5分から7分に一回失われます。ここだけの話、失われた正常な判断力と共に朝目覚めることもしばしば。

以上、これが『ハリ、フェミニスト・男根・ジョーク作れる?』に対する答えです。はい。できあがり」

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