
セブン-イレブンの「蔦味噌Soba」

セブン-イレブンにGO!

“名店再現系”のカップラーメンはどれも美味しいのだが…
どうしても今すぐ、美味いラーメンが食べたい! けれど、お店に行けないときに便利なのが、コンビニのカップラーメン。現在、大手コンビニチェーン各社が数々の有名店とコラボしたカップ麺を開発・販売しているため、さまざまな名店の味を自宅で手軽に楽しめるようになっている。
今回は、あの「Japanese Soba Noodles 蔦」(東京・代々木上原)のラーメンを再現するセブン-イレブンの「蔦味噌Soba」をレビューしよう。
コンビニで大人気の「名店再現系カップラーメン」、商品開発の裏側
安くて手軽においしい一杯が味わえるカップラーメンは、庶民の味方であり、日本が世界に誇るべき食文化でもある。 日清食品の「カップヌードル」(1971…
ミシュラン一つ星のラーメンをセブンイレブンで!?

上品な色合いのパッケージが売り場で目を引く「蔦味噌Soba」
「蔦味噌Soba」は198円(税込213円)で販売。監修は、世界で初めてラーメン店として有名グルメガイドブック「ミシュランガイド」の1つ星を獲得したことで知られる「Japanese Soba Noodles蔦」の店主だ。この名店で提供されているメニューを、カップラーメン化したという。

意外に濃厚?
スープのベースとなっているのは鶏と魚貝で、そこに加えられた白味噌が、味の決め手となっているそう。さらに、味噌と相性の良いチーズの風味を利かせることで、濃厚な味わいを実現しているのだとか。具材は味付け豚肉、メンマ、ねぎ。一食100g当たりのカロリーは459kcalだ。

この「特性油」が味の秘密
蓋に貼り付けてある特製油は後入れ。必ず食べる直前に入れよう。

かやくには「味付豚肉」「メンマ」「ねぎ」が入っている
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原材料名:油揚げめん〔小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、卵白〕、添付調味料(みそ、チキンエキス、植物油、鶏脂、香辛料、砂糖、粉末野菜、食塩、魚介エキス、ポークエキス、こんぶエキス、発酵調味料)、かやく(味付豚肉、メンマ、ねぎ)/加工でん
粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、増粘多糖類、かんすい、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、香料、ビタミンB2、ビタミン B1、(一部に小麦・卵・乳成分・ ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
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セブンプレミアム「蔦味噌Soba」はかなりこってり

いざ、開封!
蓋を開けた写真がこちら。お湯を入れて3分後に、濃口醤油のような色の特製油を回しかけると……!

お湯を注ぐ
特製油の浮かんだスープは、味噌の深みが印象的な濃い目の味付け。食べ始めはあまり感じられなかったチーズの風味も、食べ進めるにつれて少しずつ主張してくるようになった。

麺にスープがからみまくる!
麺は太すぎず、細すぎず、コシはやや強めだがあまり特徴的ではないという印象。シャキっとしたメンマや旨味の強い味付豚肉といった具材は、良いアクセントとなっていた。

かやくには「味付豚肉」「メンマ」「ねぎ」
パッケージの印象とは異なり、とても濃厚な味わいとなっているこのラーメン。かなりこってりとした仕上がりなので、ガッツリ食べたい気分のときにもピッタリの商品だ。
「蔦味噌Soba」卵チョイ足しアレンジを検証!

卵を投入!
余談だが、アレンジレシピの検証として卵の“チョイ足し”を試してみた。
落とした卵の上からお湯をかけて3分、黄身がトロっと半熟になり、見た目は最高だったのだが……。
鶏に魚貝、味噌、チーズなどが混ざり合った複雑かつ濃厚なスープには、加わった卵の風味が余計に感じられてしまった。「蔦味噌Soba」に手を加える際には、さっぱり感をプラスしてくれるアレンジの方が良さそうだ。
(文・取材=A4studio)