ホストが酒に酔った女性をレイプし逮捕 泥酔した相手との性行為に「同意」はない

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「GettyImages」より

 今月16日、酒に酔って路上に寝込んでいた外国人女性を自宅に連れ込みわいせつな行為をしたとして、自称ホストの澤村量山容疑者・27歳が準強制性交等の疑いで逮捕・送検された。

 報道によると、澤村擁護者は昨年9月、渋谷区の路上で、観光目的で日本に訪れ、酒に酔って寝込んでいた20代の女性を自宅に連れ込みわいせつな行為をしたという。

 その後、女性が家族に連絡し、代々木警察署に相談したことにより事件が発覚、逮捕に至った。澤村容疑者は容疑を認めており、警視庁は余罪についても調べているという。

 澤村容疑者のTwitterやInstagramのアカウントによれば、<昼は#インド事業立ち上げ、夜は#職業イケメン club『RHYTHM』にて#ホスト>とのこと。『RHYTHM』は新宿・歌舞伎町にあるホストクラブ。

 澤村容疑者はモデルとしても活動しており、メンズファッション系のWEBメディアにはインタビュー記事が掲載されている。有名人であるという驕りもあったのだろうか。

泥酔し嘔吐する女性への性行為「同意があった」と言えるか

 昏睡状態で体も自由に動かすことのできない相手との性行為で、相手側の「同意」を証明することは困難だ。昨年民事裁判の判決が出て大きく報じられた、ジャーナリストの伊藤詩織氏が元TBS記者のジャーナリスト・山口敬之氏による性暴力被害を訴えた事件は、そのひとつの事例と言える。

 2015年、当時TBSワシントン支局長という立場にあった山口氏は、ジャーナリズムを学ぶ就活女性だった伊藤氏と出会い、就職についての相談を受ける。就職に関する話をするという名目で東京・恵比寿で二人きりで食事をした後、伊藤氏は嘔吐するほど泥酔。意識も朦朧としていたが、山口氏の滞在するホテルで性行為に及ぶこととなった。

 その後、伊藤氏は警察に被害届を提出し山口氏に逮捕状が出るも、逮捕状は急遽取り消され、山口氏は証拠不十分として不起訴となっていた。伊藤氏は民事裁判を申し立て、昨年12月、東京地裁は山口氏に330万円の損害賠償の支払いを命じる判決を下す。「酩酊した伊藤氏は性行為に同意していなかった」との判断だ。

 裁判中も判決後の会見でも、山口氏は「犯罪ではない」と同意を主張し、性暴力を否定している。だが伊藤氏が激しく嘔吐していたことは山口氏も認めており、にもかかわらず医療につなぐでもなく、ホテルの自室で“休ませ”、挙げ句性行為に及ぶことは倫理的にどうなのか。山口氏は「私は逮捕もされておらず、犯罪者ではない」の一点張りである。

ナンパ塾やミスター慶應による酩酊女性レイプ

 女性をナンパする方法を指南する塾「リアルナンパアカデミー」は、酒に酔った女性をレイプし、2018年から2019年にかけて11人もの逮捕者を出した。

 「リアルナンパアカデミー」では、ナンパの手口として、酒を飲んで気分が悪くなった女性をホテルやカラオケ、塾が管理するマンションの一室に誘いこむという卑劣な手法を指導。裁判では、女性がゲームに負けるようにあらかじめ塾生同士で打ち合わせをし、負けた女性に酒を一気飲みさせるといった手法も明かされた。

 塾長であった渡部泰介容疑者は裁判で、「同意はあった」と主張している。

 また、「ミスター慶應コンテスト」の出場者も、2018年に準強制性交容疑で逮捕されている。

 2018年10月、当時慶応義塾大学2年生であった男性が、友人と飲酒して帰宅中の女子大生を、横浜市内の雑居ビルに連れ込んで性的暴行を働いたうえ、路上で腹部を蹴りつけているところを通行人から通報され、現行犯逮捕された。

 「ミスター慶應コンテスト」の運営母体となる学生団体「慶應義塾広告学研究会」は集団強姦事件を報じられたこともあり、この逮捕は大きな話題となった。

 昨年も酒に酔った女性にわいせつな行為をしたとして、逮捕者が出ている。

 9月には、東京都台東区の宿泊施設内で塾講師の男2人が、酒に酔った女性にわいせつな行為をしたとして逮捕。女性と男らには面識があり、女性によると「酔いにくい薬だよ」と手渡された錠剤を飲んで以降、記憶が曖昧だという。

 また10月には福井県で、カラオケ店で酒により意識がもうろうとしていた10代の女性にわいせつな行為をした疑いで、2人の男子高校生が逮捕されている。

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