エンタメ

NGT48は「解散」それとも「再生」か 逃げ切るAKS

【この記事のキーワード】
【完成】NGT48は「解散」それとも「再生」か 逃げ切るAKSの画像1

NGT48劇場が入る新潟市内のビル(撮影:編集部)

 AKB48グループを運営する株式会社AKSが、AKB48、HKT48、NGT48の3グループを独立させることを発表した。暴行事件が影を落とすNGT48ファンからは、グループの今後を心配する声が上がっている。

AKS解体は当初の筋書き通りか

 2005年に設立してAKB48ブームを担った株式会社AKSは、社名を「Vernalossom(ヴァーナロッサム)」に変更。現社長の吉成夏子氏が社長に就任し、国内グループのマネジメント業務からは撤退して海外展開などの新事業を行う。

 それにともない、AKB48は今年4月、HKT48とNGT48は3月に新会社を設立。今後はそれぞれの組織でマネジメントや運営を行うという。

 唐突にも思えるAKBグループの解体だが、「スポニチアネックス」の記事によれば<実は各グループの独立化は、AKSの長年の悲願だった>とのことだ。

 それによれば2015年、国内5つめの48グループとして新潟にNGT48が発足した頃から、<関係者は「将来的には全グループが独立して、AKSはホールディングス会社化したいと思っている」と明かしていた>という。

 実際、すでにSKE48とNMB48の事業は譲渡済みで、STU48は発足時から株式会社STUが運営している。

暴行事件後のNGT48

 NGT48寮内での暴行被害を元メンバーの山口真帆が告発してからおよそ1年。事件後には、新潟の食品メーカー「一正蒲鉾(いちまさかまぼこ)」など地元の優良企業が相次いでNGTとのスポンサー契約を打ち切り、地元テレビやラジオ番組も続々と終了。デビューから年2回のペースでリリースしてきたシングルも昨年は発表がなかった。

 こうした状況を鑑み、ファンの間では今回の件を機にNGT48の独立を「NGT48解散の布石ではないか」「不採算部門を独立させて清算する気?」などと危惧する声も上がっている。

 NGT48は公演などの活動を再開しており、1月18日には東京・「TOKYO DOME CITY HALL」で、1年9カ月ぶりの単独コンサートを開催したばかり。しかし暴行事件については今なお犯人との裁判が続き、全貌が明らかになっていない。

 AKSは現在、NGT48の暴行事件によって劇場公演の中止や広告の打ち切りによる損失のほか、警備対策費用、事件の調査に当たった第三者委員会への報酬などが発生し、損害額が1億円を超える計算だとして、事件の犯人の男性2人を相手取り3000万円の損害賠償を請求する民事裁判を続けている。次回の弁論準備手続きは1月29日に開かれる予定だ。

 グループへのマイナスイメージは根強いが、しかし視点を変えれば、AKSから離れることで再生の道が開かれるとも言える。

 だが一方で、AKSは事件後の対応に関して世論の追及を退けたまま解体・再編し、逃げ切る形になるのだろうか。

NGT48山口真帆の事件による“1億の損害”は、AKSの異常体質ゆえだった

 アイドルグループNGT48を運営する株式会社AKSが、元メンバー山口真帆への暴行容疑で逮捕(不起訴処分)された犯人の男2人に対して、3000万円の損害…

ウェジー 2019.07.07

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。