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Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔「気まぐれなツンデレ男みたいに言わないで!」

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『やめるときも、すこやかなるときも』公式サイトより

 華も数字も寂しげな1月クールのドラマでも出色だというKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔さん主演の深夜ドラマ『やめるときも、すこやかなるときも』(日本テレビ系)。

 医療・警察ドラマだらけの中、ピュアなラブストーリーで、藤ヶ谷太輔さんが演じる“心に傷を負った家具職人”に胸を打たれてしまったというアツ。キスマイのデビューから現在までの歴史が走馬灯のように浮かんでしまったそうで……。

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 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 新春ドラマがほぼ出揃ったとあって、“いつメン”たちと恒例のランチ会を開催。でもね、案の定というべきか、週刊誌記者が開口一番「今クールはダメだ。春クールに期待しよう」とバッサリと言い切ったから、もうみんな苦笑いよ。

「だってさ、4月ドラマは7年ぶりに大復活する堺雅人さん主演の『半沢直樹2』(TBS系)があるし、これはもう文句なく大本命でしょ。それに13年ぶりとなる篠原涼子さんの主演作『ハケンの品格』(日本テレビ系)も新しい仕掛けがいっぱいだし、木村拓哉さん主演の『BG~身辺警護人~』も帰ってくるし春まで寝て待つわ。今クールは期待してた『テセウスの船』(TBS系)もちょっと残念な感じで早くも離脱しそうだし」(週刊誌記者)

 でも、真っ昼間からアワアワなシャンパンをアオリ出してシャンパンボトルが呆気なく1本空いた頃、いつしかKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔くん主演の深夜ドラマ『やめるときも、すこやかなるときも』(日本テレビ系)の話へと。いつメンのみんなもたいぴーとは顔なじみだから、いろんな思いが溢れちゃったみたい。

 というのも、今回たいぴーが演じる壱晴という家具職人は、大切な人を失ってから”記念日反応”という症状に見舞われて、苦しんでいる最中なの。あんまり聞いたことなくない?  このドラマの宣伝インタビューでは誰もが「藤ヶ谷くんの記念日と言えば何ですか?」という質問をしたんだけど、たいぴーは「やっぱりキスマイのデビュー日かな」って言ったの。

ツンデレ王子・藤ヶ谷太輔の真骨頂

 うんうん。あれは忘れもしない、2011年8月10日のこと。恵比寿ガーデンプレイスでCDデビューイベントがあって、暑さ真っ盛りの真夏日だったのに颯爽と純白のスーツ姿で現れて。ず~っと応援してきたファンの皆さん同様、それまで長きに渡り一緒に仕事をしてきた担当記者や編集者たちもジーンとしちゃって、涙をこらえてステージを見ていたのよ。

 何だか照れちゃって、アツもいつものように軽口が叩けず「これから忙しくなるんだから覚悟しとかなきゃね」と言ったら「もうめちゃくちゃ忙しくなりたいよ。朝から晩まで仕事したい。アイドルを全うしたい!」と答えてきたたいぴー。

 あの日のことが走馬灯のように鮮明に蘇ってきていた矢先、後輩のSixTONESとSnowManがCDデビューして。ストスノのデビュー日に『ZIP!』(日本テレビ系)を見ながらウルウルしちゃったのは絶対にナイショだけど、アツはたいぴーがこうやってアイドルを超越して俳優としても活躍していることが本当に嬉しいのよね。デビューから紆余曲折があっても、ちゃんと一歩ずつ確実に階段を上って行ったんだから。

 特に今回の壱晴はとても難しい役で、心に抱えた傷を克服していく姿も胸を打つし、家具職人という難役への挑戦でもあるし。本物の家具職人さんについてみっちり練習して、いろんなお話も聞いてきたんですって。

 たいぴーは、「家具の世界は奥が深い。0.1ミリのズレも許されないんだ。職人気質って凄いなと思った」と感激の面持ち。その影響で家具が欲しくなっちゃったそうで「今回の役を通していろいろと知識を得て、部屋の配置も考えつつ、じっくりしっかり選びたい」そうなの。こだわり派のオシャレな男だから、きっと素敵な家具をチョイスするんだろうな。選んだらちゃんと紹介して貰わなくちゃね。

 壱晴は恋人の死を乗り越えていくちょっと影のあるミステリアスな男性で、でも一方で人懐っこい面もあってという複雑な役。そんな彼が奈緒ちゃん演じる恋に不器用な女性・桜子と出会い、人生をやり直していくというラブストーリー。ドキドキさせてくれそうでしょ?

  アツは「最強のツンデレ王子・たいぴーには、二面性のある役はピッタリじゃん」と思って、あくまで褒め言葉として言ってみたんだけど、「人を調子のいい男、気まぐれなツンデレ男みたいに言わない!」って怒られちゃった。えっ、たいぴーってば正真正銘のツンデレじゃない。

 まあ「最近、ツン部分しか見てないような気がする」んだけど、ご本人は「そりゃ人によって自ずと態度は変わるもんでしょ。何でデレの部分を見せなくちゃならないんだよ。勿体ない!」だって。何なのよ~。

 忘れもしない数年前、誕生日に勇気を振り絞って「あのね、今日はアツのお誕生日なんだけど」と言ってみたら、たいぴー王子は「よかったな、誕生日に俺に会えて」と言ってのけたのよ。「おめでとう」の言葉なんて一切なかったわ。このツンデレたいぴーがっ!

 でも変なところで優しいから、みんなたいぴーに参っちゃうのよね。いつメンたちがインタビューに行く時なんて「うちの担当記者がいつも大変ご迷惑をおかけしています。今日はもう何でも聞いてください。いい取材にしましょう」とか言うそうなの。どういう気?  アツはそんな気の利いた”お優しいお言葉“なんて聞いたことがないけどね。

 とはいえ時にサラリと「幻のたいぴーマジック」を繰り出して人の心をわしづかみにしていくんだからどうにも憎めない、それが藤ヶ谷太輔という男なの。結果、「やめるときも、すこやかなるときも」、最後はたいぴーに心を掴まれてしまうのよ、悔しいわぁ。冬枯れ厳しいドラマ業界だけど、たいぴーの新しい魅力がふんだんに見られること請け合いのドラマなので、ぜひぜひご覧あれ。ツンデレ王子がアナタをお待ちしていますから。

横浜流星が田中圭を好きすぎる

 さてさて、冬枯れだと散々言っておいて恐縮だけれど、最後に他のドラマについても書いておこうかしら。NHKは沢尻エリカ騒動でゴタゴタしたけど、大河ドラマ『麒麟がくる』の見応えはやっぱりさすが。初のフル4K撮影とあって色鮮やかで豪華絢爛な衣装も素敵だったし、セットも精巧によく出来てたし、何より大河の主役を担う長谷川博己さんの気迫が伝わってきたでしょ?

  アツは『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の頃から折に触れ長谷川さんのインタビューをしてきたんだけど、勝手に「ついに大河の主演を張るまでになったのかぁ」と胸アツになっちゃって。「麒麟、キターッ」って感動しながら見ていたの。

 そしてそして毎朝、松下洸平さんに癒されている連続テレビ小説『スカーレット』にも朗報が! 何と3月放送分から稲垣吾郎くんが出演するというんだから、これはもうお楽しみ度100倍よね。新春ドラマを酷評したいつメンたちだって「なんだかんだ言ってNHKは強い。特に連続テレビ小説と大河は結局、見ちゃう!」と納得顔。

 民放では、まさかの不倫で離婚の危機に陥っている東出昌大さんが現在、テレビ朝日系の連ドラに出ているんだけど、テレビ誌の編集者でさえ「あれ、タイトルなんだったっけな。桐谷健太と出てるんだけど『ケンジとヤスコ』だっけ?」な~んて言ってたぐらいで、タイトルさえ思い出せない影の薄さ。そんなのってあり?

 正確には桐谷さんと東出さんの主演ドラマは『ケイジとケンジ  所轄と地検の24時』というらしいんだけど、いつメンたちも口々に「知らない。見てない。追ってない」のナイナイ攻撃よ。ちなみにテレビ誌編集者が言ったドラマタイトルも間違いで、それを言うなら『ヤスコとケンジ』が正解ね。そんなこと言ってたら『ヤスケン』に出演していた松岡昌宏くんに叱られちゃうわよ~。

 ちなみにアツ的には相変わらず清野菜名ちゃんと横浜流星くんのW主演作『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(日本テレビ系)を激推し。流星くんの成長を見ていて嬉し泣きしそうな勢いよ。仲良しの田中圭さんが父親役で出演しているから嬉しすぎちゃって、撮影の合間に圭さんに“恋人繋ぎ”を仕掛けるいたずらっ子の流星くん。な、何て可愛いの~。

 胸きゅんきゅんドラマといえば、上白石萌音ちゃんと佐藤健さん主演の『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)。健くん演じるドS医師の天堂語録にシビレっ放しで、気絶しそうだもん。本当はこの会でも『恋つづ』の話を大声でしたかったんだけど、いつメンの皆さんは興味ナシだったから泣く泣く断念よ。吉高由里子ちゃん主演の『知らなくていいコト』(日本テレビ系)も現場が楽しいし、演じるケイトがオシャレでかなりいい感じなんだけどなぁ。グッと我慢。

 まぁ、そんなこんなで業界内でも「ドラマ、見てない。秒で離脱」発言が続く非常に厳しい状況なんだけど、ひとつは“推しドラマ”があると一週間お仕事や学校を頑張れるってものよね。もちろんテレビ以外にも楽しいコンテンツはたくさんあるけれど。気になった作品がありましたら、一度見てくださいませね!

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